地元では見つかりにくい、Webリテラシーの高い人材確保が実現。クラウドワークス エージェントは大型案件のスピーディな体制構築に欠かせない存在に
株式会社エストリンクス
代表取締役 安藤 悟さん
導入の目的
編集経験のある担当者のリソースを必要な分だけ確保して記事の質を担保したい
課題
SEO記事の受注数の増加に伴い、記事の質を担保するための編集者が不足した
効果
・編集業務を切り出すことで生産性が上がり、30時間以上の残業時間の削減に繋がった
・地域に限定されず依頼内容ごとに最適な担当者が見つかるため業務が安定化した
静岡県静岡市にある株式会社エストリンクス。2012年の創業以来、WEBマーケティングの領域で150社以上を支援。特にコンテンツマーケティングに強みを持ち、SEOによる検索エンジン上位表示実績や10万フォロワー以上のアカウントを運用するSNSマーケティングなど、県内トップクラスの実績を持っています。
今回は同社の代表取締役である安藤さんにお話を伺いました。
Web記事編集の即戦力を期待し導入。地域を限定しないことでスキルマッチする人材の確保が実現
2018年3月からクラウドワークス エージェントを活用いただいています。当時の導入背景を教えてください。
きっかけは、コンテンツSEO目的でご依頼いただく記事の質を担保するための編集者の不足でした。というのも、SEOの難易度は当時から年々上がっており、より高品質なコンテンツが市場として求められるようになっていたので、ライターさんが書いた記事を最終的に仕上げる編集者が必要だったんです。
当時、社内にも3名の編集者がいましたが、受注数の増加もあり人手が足りておらず、かと言って編集業務のみで社員を採用することも難しいと感じていました。そこで、編集経験のある人を必要な工数分アサインしてくれるクラウドワークス エージェントの導入を検討しました。
他にもリソースを確保する手段がある中で、特に導入の決め手となったポイントはありましたか?
実際、県内の編集プロダクションや編集経験のあるフリーライターの方も検討していました。ただ、県内だと紙媒体を取り扱っている企業やライターさんが多く、Web記事の制作におけるリテラシーの面で不安に感じ、業務を辞退される方がほとんどでした。
クラウドワークス エージェントでは、地域に限定されず、Webの編集経験のある人を提案してもらえるのでそこが決め手となりました。実際、最初の打ち合わせの際に登録人材のプロフィールを見せてもらったんですが、しっかりとした経験やスキルがある方々だったので、こういった方に依頼できるなら費用としても安く感じました。
また、月50時間から依頼できるところも、フルタイムで人を探すほどでもない業務量でも切り出してお願いできるので活用しやすいなと感じています。
導入するにあたって懸念点や不安はなかったですか?
不安やハードルというのは特になかったですね。むしろ、個人のワーカーさんにお願いするよりも安心感がありました。
例えば記事のチェックなど「チェックできる」と言うのは簡単ですが、記事の品質はその人の文章力や業界知識に大きく依存します。特に個人のワーカーさんと契約するとなるとそこを確認する人がいないのでその懸念が大きくなるように感じています。
そういった点で、クラウドワークス エージェントの場合はフォロー体制もあるのでしっかりやってくれるだろうという安心感があります。アシスタントさん側としても、「ちゃんとやらないと次の仕事を案内してもらえなくなるかも」という気持ちはあるのではないかと思いますね。
採用活動の時間が割けなくても依頼内容ごとに最適な人が見つかるのが魅力。アシスタントの活躍によって社員の残業時間削減も実現
クラウドワークス エージェントを導入した効果はどのように感じていらっしゃいますか?
当時、社員がキャパオーバーで業務がまわっていなかった状態だったのが、多少安定したというのが一番の効果です。
社員がやるとなると、社内外との連絡や他の業務と兼務になるため集中力を欠くという課題もありましたが、編集業務をアシスタントさんにお願いすることで担当業務に集中でき、社内の生産性も上がったのではないかと思います。
また、当時は業務時間が長くなりがちだったのですが、導入してから30時間以上の残業時間の削減につながったと思います。
社内の方からの評判はどうですか?
事前にアシスタントさんのレジュメシートを見ることができる点がありがたいという声があがっています。過去の経験や実績がわかっていれば、そうでない場合よりもお互いの理解度が高まるのでこちらとしても依頼がしやすいためですね。
クラウドソーシングサービスなどで依頼先を探そうとすると、本当に様々な方が登録されているので、マッチした人材を探し出すのが大変なんです。例えば、編集経験のある人を探したい時に「編集者」で検索すると、「編集経験はないが編集者になりたい」という人もいたりして、最初のスクリーニングに時間がかかってしまいます。
その点、クラウドワークス エージェントではこちらが求める要件に沿って候補者を提案してくれるので、探す手間が省けるので助かっていますね。
安藤様ご自身が実感されている、クラウドワークス エージェントの良さはありますか?
導入当時から、アップロードやチェックなどの業務を継続して依頼しているSさんというアシスタントさんがいらっしゃるんですが、とても優秀な方で、パフォーマンスは社員と同じかそれ以上だと感じています。
Sさんにお願いしているような単純作業系の業務は発注する際の金額帯も比較的低くなりやすいのですが、だからこそ依頼先を選ぶのが難しいと感じています。
今まで10年ほどいろんな方に業務を依頼してきましたが、簡単なタスク業務ほど気軽に応募・辞退できると感じられてしまうのか、中にはあまり責任感をもってやっていただけないケースもありました。
クラウドワークス エージェントを利用するのは個人のワーカーさんに頼むよりは費用がかかりますが、単純作業だからこそSさんのようにしっかりと責任感をもってやってくれる方をマッチングしていただけるのは非常にありがたいです。
また、依頼内容ごとに最適な経験やスキルのアシスタントさんに出会えることもメリットだと思います。
ある企業様から受注した案件の編集者探しに難航していたことがあったのですが、クラウドワークス エージェントに依頼したところ、なんと実際にその企業様で編集経験のある方を提案してもらえました。
実際ここまでぴったりな人に出会えたのは運の良さもあると思いますが、厳選された経験者を提案してもらえるという点はクラウドワークス エージェントならではだと思います。
プロジェクトごとに素早くチームを組成して難局を乗り切る。新しいチームの在り方を実践
クラウドワークス エージェントの満足度はどうでしょうか?
10段階で言えば10じゃないでしょうか。
大型の受託案件を獲得して会社が大きくなりそうなタイミングで、必ずと言っていいほどクラウドワークス エージェントさんに依頼しています。そういう時は案件に対応する体制を作るために、急いで適した人材を集めないといけないんですが、人を探す時間もなくなってしまうので、クラウドワークス エージェントさんには毎回助けていただいています。
スピーディなチーム組成にお役立ていただけているのですね。新しいチームの在り方を体現されているように感じました。
そうですね。一緒にお仕事をして相性の良かったアシスタントさんにはまた別の案件でお願いすることもありますし、そういった良い循環が作れていると思っています。
ここ数年で企業のメディア化が進み、当社のようなサービスに求められるスピードも上がってきているため、良い人材を短時間で集めることがプロジェクトの成否にも関わってくるんです。そういう時に、時間的損失を防ぐためにクラウドワークス エージェントを活用するというのも1つの選択肢だと思っています。
ありがとうございます。最後に、オンラインでのアウトソーシングは企業にとってどのような価値を生むとお考えですか?
特に地方企業などで、求める人材が地元では集まらない場合に良い選択肢になると思います。特にWebリテラシーの高い人は、地方では集まりづらい傾向にあると思っていて、クラウドワークス エージェントに登録しているような、完全オンラインで働く感度を持っている人は地方企業にとって頼れる人材だと思います。
企業側も、Webリテラシーの高い人材を集めようとするときには、地域や社員での雇用にこだわるのではなく、視野を広げていけると良いですよね。
昨今は地方創生の動きやコロナ禍の影響などで地方移住の注目も高まっているので、オンラインのアウトソーシングはとても社会的意義があると思いますし、もっと普及していってほしいです。