時間単価制だからできる、品質にこだわったコンテンツ作り。質の高い人材と的確な提案で事業のスケールに寄与してくれるクラウドワークス エージェント
株式会社マーケットエンタープライズ
メディアカンパニー カンパニー長 大塚 健太さん
導入の目的
質の高く安定した人材を確保することで強みであるコンテンツ力を担保したメディア運営をしたい
課題
業績が順調に進捗し、リソースが不足
求める人材を見つけるまでにどうしても一定の工数が発生する
効果
・戦略/戦術の策定などの領域に社員が向き合えるようになった
・経験豊富な人材に任せられるため、社員が担うコア業務も効率化された
「WinWinの関係が築ける商売を展開し、商売を心から楽しむ主体者集団で在り続ける」という企業理念のもと、2006年に創業した株式会社マーケットエンタープライズ。カメラに組み込まれた乾電池のリユース事業から始まり、現在ではネットリユース事業、メディア事業、モバイル通信事業と幅広い事業を展開し、2015年には東証マザーズ、2021年には東証一部に市場変更の後、2022年4月にはプライム市場へ上場しています。
今回は、同社のメディアカンパニーでカンパニー長を務めている大塚さんに、クラウドワークス エージェント導入のきっかけや活用後の感想を伺いました。
業績が順調に進捗する中、リソース不足が課題に
主にメディア事業にクラウドワークス エージェントを導入いただいています。まず御社のメディア事業について教えてください。
当社はリユース事業や通信事業を手がけており、メディア事業では各事業に紐づく様々な種類のメディア運営を行っています。
メディア運営をされている企業様は多くいらっしゃいますが、当社の強みはコンテンツ力です。それぞれのメディアが各事業に紐づいているため、ユーザーにとって価値のある情報を発信することができます。
通信メディアを例に挙げると、通信事業を運営する中で得られた知見・ノウハウ・お客様の声があるため、他社よりもユーザー側の特徴・課題を網羅的に把握した上で、コンテンツを作成できます。
現在のメディア事業の概況を教えてください。
各媒体の業績は順調に進捗しており、さらにリソースを投下できれば伸びていくフェーズだと考えています。一方で、リソース確保や組織の体制構築は、今後改善していくべきポイントとして課題を感じています。そのような状況下で、クラウドワークス エージェントによって不足しているリソースを補えていることは、非常に助かっています。
クラウドワークス エージェント導入当時は、どのようなご状況でしたか?
当時は、業務を委託している編集プロダクションがあり、クラウドワークス エージェントも委託先の1つという位置づけでした。
人数としては全媒体合わせて40-50名くらいの外部パートナーとともに、メディア運営を行っていました。社内は若いメンバーが多かったため、専門性の高いスキルをもった即戦力人材が必要だったこともあり積極的に外部リソースを活用していましたね。
「人材の質が高く安定したアウトプットをしやすい体制」と「契約の柔軟性」が決め手でクラウドワークス エージェントを導入
現在は12名のアシスタントが稼働しています。アシスタントの人数を増やしていった背景について教えてください。
アシスタントの人数を増やしていったのは、直近半年ぐらいのことです。
私は、2022年1月にメディア運営を担当するチームのマネージャーになったのですが、そのタイミングでは、メディアの買収や立ち上げは進んでいたものの、媒体ごとの戦略や中長期的な勝ち筋はまだ見えていませんでした。
そのため、まずは全体の戦略を練っていきました。そして、各媒体の方向性が決まった後に、個人・企業含めてどのパートナーと今後組んでいくのかを考えるフェーズになりました。
その際、これまでお付き合いがあったパートナーや新しいベンダー企業なども含めて検討した結果、クラウドワークス エージェントがすごくマッチしていると感じて、活用を拡大していくことになったのです。
具体的に、クラウドワークス エージェントのどういった点が御社にマッチしていると感じましたか?
実は私自身、前職で御社の別サービスである『クラウドワークス』を利用した経験があり、その際、「クラウドワーカーの中には、光る人材がいるな」という印象を受けていました。
その一方で、『クラウドワークス』では、その『光る人材』を見つけるまでにどうしても一定の工数が発生することに課題を感じていたんです。その点、クラウドワークス エージェントでは良い人材を厳選していただけるというところが非常に魅力的でした。
また、他のオンライン秘書サービスも検討しましたが、ディレクターと複数アシスタントというチーム制での対応になり、実際の作業者が都度変わってしまう点やセキュリティ面でのリスクに懸念がありました。クラウドワークス エージェントの場合は、作業者が変わらずアウトプットの質が安定しやすいという特長があり、他サービスと比較した際に魅力を感じました。
ほかには、最低契約期間が1ヵ月と、ミニマムにはじめて継続可否を判断できるなど柔軟性がある点も良かったポイントです。
これらを総合的に判断して、クラウドワークス エージェントの導入を決定しました。
現在は月間500時間分の業務をご依頼いただいています。もともと外部へ切り出したい業務は多くあったのでしょうか?
最初の段階で「500時間分の業務を依頼しよう」と決めていたわけではありません。はじめは、御社の営業担当の方に最低契約時間の月30時間でご提案いただいたので、そこからスタートしました。
実際にやってみると、月30時間で依頼できる業務の内容やボリュームが分かってきて、「次はこの業務を〇時間お願いしよう」とどんどん組み立てられるようになっていきました。
こうして活用の幅を広げていくうちに気づいたのですが、クラウドワークス エージェントはお願いできる業務範囲が広いんですよね。最初はCMS(ワードプレス)への記事入稿だけをお願いしていましたが、今では記事の構成案作成やライティング、編集、レポート作成なども依頼しています。
常に最適な人材を提案してくれるクラウドワークス エージェント。経験豊富なアシスタントからの提案はコア業務の効率化にもつながっている
実際にクラウドワークス エージェントを導入してみていかがですか?
ポジティブなギャップとしては、想像以上に人材の質が高かったです。
正直なところ、導入する前はもう少しスキルセットが低い人材が多いのかなと思っていたんです。しかし、実際にご提案いただくアシスタントが素晴らしい方ばかりで、マッチングの精度の高さを感じています。
また営業担当の方とは密にやり取りをしていて、自社で抱えている課題や探している人材像を相談すると、痒いところに手が届くような『ドンピシャ』な方を提案してもらえます。「おぉ!」と社内が少しざわつくほどのぴったりな方ばかりで、こちらの課題感や要望を理解して適切に提案してくださる営業担当の方には本当に感謝しています。
特に今年の頭に打ち合わせをした際は、「これから採用を加速するのでたくさん人材のご提案をお願いします」と少しプレッシャーをかけてしまいましたが、しっかりと期待に応えていただきました。
想像以上のスピード感で対応いただき、かつ非常に素晴らしいアシスタントを提案いただけて、大変満足しています。我々の中では、本当に欠かせないサービスとなっています。
御社にはこれまで多くのアシスタントをご提案させていただきました。人材のマッチング精度についてはいかがですか?
要件定義の段階からクラウドワークス エージェントの営業担当の方と連携をしているので、要件にぴったり合うアシスタントを提案してもらっています。その為、基本的には、稼働前からミスマッチがあるケースはほとんどありません。
契約前のレジュメ確認やビデオ会議などを通して、各アシスタントの得意領域をあらかじめ把握した上で業務を依頼しているので、実際に問題なくバリューを発揮いただけていれば継続して業務をお願いしています。
これまで1人だけ契約を終了したアシスタントの方がいましたが、それもアシスタントの要因ではなく、当社で業務の依頼内容が明確になっておらず、業務量も適切に把握できていなかったことが要因でした。
逆に言えば、そこが明確になっているものは継続して業務を依頼できていますね。
クラウドワークス エージェント導入後に感じた具体的な効果があれば教えてください。
効果を感じるポイントは大きく2つあります。
1つは社員がやるべき業務とそうでない業務の棲み分けが明確になったことです。戦略/戦術の策定など、社内メンバーでなければ対応が難しい領域の業務に社員が向き合えるようになったことは、クラウドワークス エージェントを導入した効果として実感していますね。
もちろん記事入稿をはじめとしたルーティン業務も、業務の内容やフローを理解する目的で社員が経験することも重要です。しかし、社内メンバーにはルーティン業務だけでなく、より上段の業務にも携わってもらいたいと考えていたため、実際にそうした業務に注力できるようになり生産性が向上したことは嬉しい変化でした。
もう1つはコア業務の効率化に繋がったことです。
経験豊富なアシスタントからは、「客観的に全体を見ると、こういうやり方のほうが良いのではないでしょうか」「この領域なら○○をトライしてみるのもオススメです」のように社内メンバーとは別の視点からアドバイスや意見をいただくこともあります。
こうした人材を社内で一から育成するのはとても時間がかかりますが、クラウドワークス エージェントであれば「2週間後からまずは1ヵ月やってみましょう」というスピード感でレベルの高い人材をアサインしてもらえるので、大変ありがたいですね。
アシスタントそれぞれの強みや特性を業務に活かしていただいているんですね。
メディアカンパニーでは、各メンバーの弱みに目を向けるのではなく、強みに目を向ける」ことを大切にしているため、アシスタントの方々にも同じように接しています。
また「最終的に結果を出すのであれば、方法に関してはメンバー自身が軟にカスタマイズしてOK」という文化も根付いており、外部のパートナーであってもそれぞれの特性に応じて柔軟に業務を進めていただけるように工夫しています。
時間単価制だからお互いに安心して品質にこだわったコンテンツ作りに集中できる。高いパフォーマンスを発揮する各アシスタントは社内で評価が高い
クラウドワークス エージェントの率直な満足度を教えてください。
10点満点で15点と言えるほど、本当に素晴らしいサービスだと思っています。
特に、長く関わってもらっているアシスタントの方には柔軟に対応いただけており、感謝してもしきれません。他の社内メンバーも全員がそのアシスタントを把握していますし、感謝しています。
またレポート作成や分析を担当してくださっている方も、直近の参画にもかかわらず、すでに高いパフォーマンスを発揮されていますし、別の部署で稼働いただいている動画編集担当の方は、別部署ではあるものの「質が高い」という良いうわさが聞こえてくるほどです。
そのほか、ライティングや構成案の作成をお願いしている方々に対しても、社内から「仕事のクオリティがとても高い」という声が上がっています。
総じて、皆さんスピード感を持ちながら、事業や組織のスケールに寄与していただいていると感じます。
実際に活用されて感じるクラウドワークス エージェントの良さを教えてください。
今までお話してきた、マッチング精度の高さなど良いところはたくさんありますが、記事単価や文字単価ではなく時間単価でアシスタントを固定して記事作成業務を依頼できる点も大変ありがたいと感じています。
文字単価や記事単価の場合は、納品された記事に対して「こういうふうに書き換えたい」と依頼しても修正がしにくい側面があります。
一方でクラウドワークス エージェントのように時間単価ですと、「時間をかけて良いものを作って大丈夫」という安心感がアシスタントにも生まれますし、担当者が固定されていることで、長期契約になるほど当社のスタンスや考え方・方向性などの理解が深まっていきます。
その結果、記事単価や文字単価で依頼する場合に比べて、品質にこだわってコンテンツを作成できる体制になっていると感じます。
また時間単価の場合は、すり合わせのための時間も報酬に反映されるため、当社としてもそういう場を設けやすいです。フィードバックやインプットの時間も稼働時間に含まれているという認識があるので、お互いにやりやすいと感じています。
クラウドワークス エージェントを活用するうえで意識しているポイントがあれば教えてください。
アシスタントをご提案いただく際、マッチ度を高めるために、お願いしたいポジションの要件だけでなく、依頼の背景も含めて営業担当の方に共有するようにしています。
そうすると「そういった課題感であれば、このような経歴のアシスタントはいかがでしょうか」「その背景も含めて要件に合うアシスタントを探してみますね」とその都度最適な人材をご提案いただけます。営業担当の方と課題感ベースで情報を共有して連携することが、マッチングの精度を高める上で大切だと考えています。
また、先ほども少しお話しましたが、アシスタントとのやりとりでは、それぞれの強みや経験を活かしてもらいやすい体制づくりと、円滑なコミュニケーションを心掛けています。
人材派遣を活用している会社や社内リソースに課題を抱えている会社には、クラウドワークス エージェントを一度試してみてほしい
クラウドワークス エージェントに今後期待することはありますか?
現在は主にノンコア業務をお願いしていますが、今後はコア業務に近い領域をお願いできる方も必要になってくるかもしれません。
「相談すれば質の高い人材を提案してもらえる」という信頼感はすでに十分ありますので、今後も継続的に相談しながら、コアな領域の業務も含めて依頼の幅を広げていけるといいなと思いますね。
また既存のノンコア領域の依頼についても、引き続き拡大していく方針ですので、そちらも引き続きお力添えいただけると大変ありがたいです。
最後に、どういう会社にクラウドワークス エージェントをおすすめしたいですか?
「必要な業務だけど、これは必ずしも社員がやらなくてはいけないわけではないよね」という業務がある会社には、ぜひおすすめしたいですね。
「コストパフォーマンスが本当に合うのだろうか」などの懸念から、導入に勇気が必要な企業の担当者もいらっしゃると思いますが、クラウドワークス エージェントを少しでも活用してもらえればその良さが分かるはずです。
自社の課題や依頼したい業務内容が明確になっていない段階であっても、相談することで「こういう人材がいます」と提案してもらえるので、何かお困りごとがある場合は一度相談してみるのがよいと思います。
また、人材派遣を活用している会社にもクラウドワークス エージェントを一度試してみていただきたいです。
特にオフラインで派遣社員が担当している業務がある場合は、「その業務はオンラインでもできないか」を一度見直してみることをおすすめします。
当社も人材派遣会社を利用していますが、派遣会社とクラウドワークス エージェントでは提案してもらえる人材の質や系統が全く異なります。クラウドワークス エージェントなどを活用してスキルの高い業務委託の人材に置き換えることで、パフォーマンスが上がることも期待できるのではないかと思いますね。