クラウドワークス エージェントとの分業で動画制作が3倍速にスピードアップ。事業成長につながるリード獲得も拡大
ダイレクト出版株式会社
政経部門部長 萩原敬大さん
導入の目的
本業以外の業務をアウトソーシングすることで、マーケターがマーケティング業務に専念できる環境を作りたい
課題
YouTubeなどの動画での広告効果により、動画制作・編集業務など本業以外の業務が増えてリソースを圧迫していた
効果
・クラウドワークス エージェントとの分業により動画制作のスピードが3倍にアップした
・クオリティの高い動画制作により、リード獲得のポテンシャルも広がっている
・雑誌編集も生産性向上し、年間で倍の発行回数にできた
オンライン教育コンテンツで、ビデオ講座やセミナーなどをさまざまなジャンルで大人・社会人向けに提供している、ダイレクト出版株式会社。 2006年に大阪で創業し、グループ全体で160人以上という体制です。クラウドワークス エージェントは2021年1月に利用を開始して、現在9名(2022年12月時点)のアシスタントが稼動中。 そこで、政経部門部長の萩原さんに、導入に至るまでと導入後の変化についてお話を伺いました。
マーケターが本業に専念できるよう、非コア業務の安心な委託先を検討
最初に、御社の事業について教えてください。
出版業界にありながら、ビデオ講座やセミナーなど、書籍以外にもさまざまなコンテンツを手がけているのが特徴で、流通は書店を通さず、Webマーケティングを通して直販で行っています。 創業時からインターネットを使ったダイレクト・マーケティングを手がけていることもあり、2016年には広告代理店でないにもかかわらず、Google社より「プレミア・パートナー」にも認定されました。
クラウドワークス エージェント導入当時はどのような状況だったのですか。
コロナ禍前後でYouTubeはじめ、動画での広告が成果を上げたこともあり、動画制作・編集の必要性が増えたことで、会社が大きく成長して、本業以外の事務業務なども増えてきました。 そうしたなかで効率化を考えると、マーケティングが当社の中心的な業務であり、一番価値を発揮できるところですので、 社内のマーケターには事務作業以外の業務をなるべく持たせず、マーケティング業務に専念してもらいたかったのです。 それで、マーケティング以外の業務を外部にお任せするのがよいと考えました。
単発の外注サービスに比べ、クラウドワークス エージェントはクオリティ高く、依頼もラク
マーケティング以外の、効率化したい業務にはどのようなものがあったのですか。
たとえば、雑誌を発行する工程で細かな業務が多数発生します。10~15人の講師の先生に原稿を依頼して、やり取りをし、原稿料の請求を経理に回すといったことです。 当時は1人のマーケターがその一連の対応に手間取っていたので、全てをクラウドワークス エージェントのアシスタントに巻き取ってもらいました。 数字の管理なども、今はアシスタントにルーティンでやってもらっています。
また、動画制作でも、台本から動画にする工程で、スライドを作って吹き込みなども自分たちで行い、編集するので、時間と手間がかかっていました。 当社として動画広告をもっと投入したかったのですが、マンパワーが追いつかず対応できていなかったのです。 これは、動画制作の外注サービスに頼っても良かったのですが、費用の割りに作業時間がそれなりにかかってしまうため、もっとコストパフォーマンスの良い方法を探して、クラウドワークス エージェントに行き着きました。
クラウドワークス エージェントの導入前後で、何かギャップは感じましたか。
動画制作や雑誌編集業務では、想像していたよりも能力の高いアシスタントの方が多く、クオリティ高くやってもらえ、 こなしてもらえる業務量も十分満足のいくものでした。 また、単発でなく、継続的に長期稼動してもらえるので、その業務や当社の事情について勝手の分かっている方にずっとお願いできるのが良かったです。 実際、要領よくやってもらえるので、スピードアップにもつながっていますね。
社内のマンパワー不足が補え、制作物の発信回数が2~3倍に
導入後の変化、効果について教えてください。
まず、雑誌編集について、クラウドワークス エージェント導入により社内のマンパワー不足を補うことができ、発行回数を増やすことができました。 生産性が向上して、年2回くらいだったのが倍は発行できるようになっています。
動画制作については、広告の出稿数が多くても週5本程度から、今は10~15本になっているので、3倍増くらいの実感があります。 工程において、特に動画化のスピードが上がったのが大きいです。
また、YouTubeで運営する番組の編集もお願いしていて、そちらも制作スピードが速いですね。 外部の方に頼むと2~3日はかかりますが、いま稼動いただいているアシスタントであれば、他の業務との兼ね合いで、すぐやってもらえる場合には2~3時間で上げてもらえています。 クオリティもそん色なく、むしろ良いくらいの仕上がりです。これらの動画を早く世の中に出せるので、リード獲得も広がっているといえますね。
アシスタントとのコミュニケーションで心がけている点はありますか。
もともと社内では業務連絡を Slackで一括しているので、アシスタントに対しても文面でのコミュニケーションはSlackでやり取りをしています。 そのほか、複雑な依頼や意思疎通を要する件に関しては、定期的にZoomで連絡をしています。
初めてお願いするアシスタントへのレクチャーの際には、社内専用ツールについて最初にまとめて伝えており、さらに業務についてはZoomで定期的にフォローするようにしています。
アシスタントを活用するうえでのポイントを教えてください。
クラウドワークス エージェントを活用し始めた当初は、毎月一定量の業務を依頼できるかが不安でしたが、社内でも手順が決まったものや定期的に発生するような業務を探して、優先的にアシスタントの方にお願いしています。 実際、社内のマーケティングのメンバーが片手間に行うよりは、アシスタントに任せてしまったほうが速いです。 その観点で、コア業務の質の向上につながるようなものを見極めて、それを依頼するようにしています。
手順書やマニュアル、指示書は、毎週やるようなルーティン業務については作成しました。そのほかに、口頭でのやり取りを定期的に行っています。
アシスタントによる磐石な制作体制があれば、新規プロジェクトも挑戦しやすい
アシスタント活用の、今後の展望を教えてください。
引き続きコア業務以外で、今うまくいっている動画編集など、定期的に発生するものに関しては、今後ますます需要の拡大が見込まれています。 これからも同じようにクラウドワークス エージェントを活用して、ビジネスの成長スピードを後押ししていきたいですね。 そうして定期的な仕事が増えていくのに加えて、たとえばYouTubeのチャンネルを拡大させたり、会員制サービスを立ち上げるなど、新しいプロジェクトへのチャレンジも、アシスタントの力を借りれば取り組みやすいと思います。
最後に、クラウドワークス エージェントに今後期待することをお聞かせください。
今後も、スキルの高い方を紹介いただきたいですね。クラウドワークス エージェントでは、編集などのスキルについて教育、育成するサービス(※)があると聞いたので、そこからもスキルの高い人材を提案してもらえると期待しています。
現状でたいへん活躍いただいているアシスタントについて、その方が万一抜けるということがあった場合にも、代わりに務められるような優れた人材を育てておいてもらえると安心ですね。
※クラウドワークス エージェントのサービス運営会社である株式会社クラウドワークスは、オンラインコミュニティ型の学びの場「みんなのカレッジ」も運営しております。