秘書を雇う5つのメリット|依頼可能な業務やおすすめの秘書サービスも紹介
「秘書を雇うメリットやデメリットを詳しく知りたい!」
「秘書を雇えば業務が効率化しそうだけど、メリットばかりではないはず」
このように、秘書業務を担当する社員が足りていないため、人員を確保したいと考えていませんか?
秘書を雇えば、役職者や社員の自由な時間が増える・ミスを防げるなどが期待でき、業務の効率化を目指せます。秘書は多忙な社員のサポートをする役割で、事務作業や予約の管理などの対応が可能です。
しかし秘書といっても、雇い方によって人材スキルや対応可能業務は異なります。正社員やアルバイトで秘書を雇うと、業務量にばらつきがあっても固定費がかかるのは大きなデメリットでしょう。
そこでおすすめなのが、オンライン秘書です。一般的な秘書のデメリットをカバーできるので、多くのメリットを実感できます。電話対応やスケジュール調整などの秘書業務のリソースが足りていない企業は、オンライン秘書の導入が合っているでしょう。
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この記事では、以下について解説します。
この記事で分かること |
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・秘書を雇う前に知っておきたいメリットやデメリット ・秘書の雇い方別のメリットやデメリット ・オンライン秘書がおすすめな理由 |
最後まで読めば、秘書を雇うメリットを理解でき、納得できる方法で人員を確保できるでしょう。
秘書に依頼できる業務内容
秘書の業務は、社員のサポートがメインとなります。
サポートといっても仕事内容は多岐に渡り、以下のような幅広い業務の対応が可能です。
秘書に依頼できる業務内容の例 |
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・社長や役員などの役職者のスケジュール管理・調整 ・交通機関の予約やレストランの予約などの手配 ・来客対応 ・電話やメール対応 ・資料作成 ・精算書類作成 ・会議室や応接室の予約 など |
秘書は、社員の代わりに「やらなければいけないけれど社員がやらなくても良い仕事」や「企業全体の業務効率化のために重要な対応」などを担当する職種といえます。
たとえば直接的に売上を上げるような業務ではないけれど、秘書の活躍によって社員の業務やクライアントとの関係性に良い影響を与える場合もあります。そのため、秘書は企業を支える重要なポジションなのです。
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秘書を雇うメリット・デメリット
秘書を雇うと多くのメリットを得られますが、デメリットもあります。
ここではメリットとデメリットをそれぞれ解説するので、実際に自社で秘書を雇う場合をイメージしてみてください。
秘書を雇う5つのメリット
まずは、秘書を雇う5つのメリットを見ていきましょう。
- コア業務に集中できる
- 小さなミスを防げる
- 社外の相手との円滑なコミュニケーションにつながる
- 役職者や社員のストレスの軽減につながる
- 客観的な意見を聞ける
1.コア業務に集中できる
秘書を雇うと、社員のスケジュール管理や交通機関の予約・来客対応などの雑務を任せることができます。その結果、社員はコア業務に集中できるようになり、企業全体の業務効率化を図れるのは大きなメリットです。
スケジュール管理や電話対応・資料作成などのノンコア業務も、実は重要度が高く後回しにできないはず。しかし、多忙な社員が全てを担うのは非効率的です。
身の回りのサポートをする秘書に細かい業務を任せれば、社員はクライアントとの商談や営業活動などの、直接利益にかかわるコア業務に専念できるでしょう。
2.小さなミスを防げる
秘書を雇うと、以下のような小さなミスを防げるのもメリットといえます。
秘書を雇うことで防げる可能性のあるミスの例 |
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・会議の時間を勘違いしていて予定通りに始められない ・商談場所の確認漏れでクライアントに迷惑をかける ・クライアントへのメール返信や重要な資料の共有漏れ |
秘書の業務は、社員の身の回りのサポートがメイン。そのため、本人よりもスケジュールやその日中にやるべきことなどを把握しています。
多忙な社員や役員のミスを防げると、ミスにより業務が滞ったりクライアントとの関係にひびが入ったりする心配もありません。
3.社外の相手との円滑なコミュニケーションにつながる
優秀な秘書を雇えば、メール対応や資料作成などの細かい作業を任せることができます。その結果、企業にとっての重要人物(役員や経営者など)が、社外の相手と直接交流できる時間が増えるのもメリットです。
直接利益に繋がるアクションを起こせるのは、役員や経営者などの社員だけ。誰でもこなせるような事務作業に追われていることが原因で、新しいビジネスのチャンスを逃す可能性もあるでしょう。
社員が社外の相手と円滑なコミュニケーションを取ることで、企業全体のイメージアップにつながるのです。
4.役職者や社員のストレスの軽減につながる
細かい作業をすべて秘書に任せることで、役職者や社員に時間の余裕ができ、ストレスの軽減に繋がるのもメリットです。
仕事に直接関係する業務だけでなく、電報や贈り物の手配・お礼状の作成などのノンコア業務も多岐に渡ります。一つひとつの業務はすぐに終わるものだとしても、量が多ければ時間がそれなりにかかるはずです。
これらの業務を秘書に任せて社員のストレスが軽減すれば、社内の雰囲気が良くなり、業務効率化によって利益アップに繋がるでしょう。
5.客観的な意見を聞ける
考えが行き詰まるときに客観的な意見を聞けるのも、メリットでしょう。
経営者や役員などは一人で行動することが多いので、孤独を感じやすい傾向にあります。
自分に一番近い存在で仕事のパートナーと呼べる秘書がいれば、社員には話しにくいと感じるような会社の方向性や、抱えている悩みを相談して意見を聞くことも可能です。
責任の重い仕事をする人こそ、このようにいつでも支えとなってくれる存在がいると心強いはず。秘書がいることで、新しいアイディアが浮かんだり、仕事へのモチベーションが上がったりする効果も期待できるでしょう。
秘書を雇う3つのデメリット
次は、秘書を雇う3つのデメリットを紹介します。
- 固定費がかかる
- 繁忙期・閑散期などで業務量がばらつくこともある
- 秘書との相性が悪い・求めるスキルに達していないと業務が捗らない
1.固定費がかかる
正社員や派遣社員などで秘書を雇う場合、固定費がかかります。
例えば、次のような状況になっても毎月固定費がかかるため、コストパフォーマンスが悪いと感じる企業もあるでしょう。
- 今月は秘書に依頼したい業務がない
- クライアントの都合でメールや書類作成が不要になってしまった
また正社員で秘書を雇う場合は、月給の他にも賞与や社会保険料などもかかります。
秘書を雇うコストがかかりすぎた結果、リソースの補填や業務効率化はできたのに赤字になる可能性もあるのです。
2.繁忙期・閑散期などで業務量がばらつくこともある
繁忙期や閑散期で業務量がばらつくのも、秘書を雇うデメリットです。
理由は、秘書に依頼する業務量が変わっても業務の調整ができないから。「今月は閑散期で業務量が少なかったから秘書の給料を減らす」「今月は働かなくて良いから来月に今月の分も働いてもらう」などはできません。
また、今月の秘書の業務量が先月の半分以下だとしても、コストはかかります。
派遣社員やアルバイトの秘書なら、勤務時間や出勤日数を多少調整できる場合があります。しかし、一般的な秘書はコストを毎月調整したり給与を減らしたりすることはできないでしょう。
3.秘書との相性が悪い・求めるスキルに達していないと業務が捗らない
秘書と社員の相性が悪く、社員のストレスが溜まったり業務が捗らなくなったりする可能性もあります。
秘書は社員にとって一番近い存在となるので、相性が悪いと仕事全体に悪影響を及ぼすかもしれません。
「もっと〇〇できると思っていた」「何度伝えても理解してくれず同じミスを繰り返すのはやめてほしい」など、社員が秘書に対して不満を感じることもあるでしょう。
また、秘書が求めるスキルに達していない場合、大きな商談を逃す・業務が捗らず以前よりも仕事が溜まる、などの状況になる恐れもあります。
しかし雇った秘書に不満を感じるからといって、すぐに新しい人材を探すのは時間もお金もかかるので非現実的です。
新しい秘書を募集しても即戦力となるかどうかも分からないため、部署の責任者や人事の方々が頭を抱える原因となります。
秘書を雇うデメリットを解決するのがオンライン秘書サービス!
秘書を雇うメリットやデメリットを理解できたでしょうか?
良い面だけでなく悪い面もあるのが事実ですが、秘書のデメリットを解決するのがオンライン秘書サービスです。
オンライン秘書サービスとは |
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一定以上のスキルを持つ人材が企業の業務をオンライン上でサポートするサービス |
優秀な人材の中から、企業に適した秘書を提案してくれるので、依頼すればあとは待つだけ。面接や人材育成をする必要がないのも、大きな魅力といえます。
サービスによって契約に関するルールに違いはありますが、業務量に合わせて依頼できるため、コスト削減に繋がるのは一般的な秘書との大きな違いでしょう。
【秘書とオンライン秘書の比較】
秘書 | オンライン秘書 | |
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費用 | 固定 | 柔軟(毎月の稼働時間によって変えられる) |
業務範囲 | 狭い(具体業務:社員のスケジュール管理、電話やメール対応、会議室の予約などの一般的な秘書業務) | 広い (具体業務:秘書業務に加えて、経理、人事、データ入力、カスタマーサポートなど様々) |
リスク(人材のミスマッチがあった場合) | 新規採用しなければならない | すぐに別の秘書を提案してもらえる |
また、オンライン秘書サービスと自社の業務委託契約となるので、秘書にかかる交通費や社会保険料などを支払う必要はありません。
もっと詳しく知りたい方は、「【2024年】オンライン秘書サービスの主要5社を徹底比較|サービス内容や選び方も」の記事をご覧ください。
秘書の雇い方4選|おすすめはオンライン
秘書の雇い方は、主に以下の4種類あります。
- オンライン秘書
- 正社員
- 派遣
- 外注
それぞれ雇う際のメリットやデメリットがありますが、中でもおすすめなのはオンライン秘書です。
ここでは雇い方ごとの特徴を比較し、どのような違いがあるのか解説します。
4つの雇い方比較: オンライン秘書・正社員・派遣・外注
以下は、オンライン秘書・正社員・派遣・外注の特徴を比較した図です。
オンライン秘書 | 正社員 | 派遣 | 外注 | |
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人材スキル | ◯ ノンコア業務のプロをアサイン | ◎ 高スキル人材を採用可能 | △ 一定のスキルを持った人材 | △ 専門性は高いが業者の定める業務効率しか依頼できない |
コスト | ◯ 単価もリーズナブルで契約時間も業務量により柔軟に変動 | × 単価が高く固定費になる | △ 単価はリーズナブルだが一定期間の契約が必要 | △ 単価が高い |
業務開始までの時間 | ◯ 業務拡大に合わせてすぐに業務開始可能 増員もスムーズ | × 採用に時間がかかる | △ 契約開始まで時間がかかる | △ 業者選定に時間がかかる |
コミュニケーション | 基本オンライン | 出社 | 出社 | 基本オンライン |
雇い方によって異なるのは、以下の4点です。
- 人材スキル:どのようなレベルの人材に業務を依頼できるのか
- コスト:無駄なコストがかかるのか
- 業務開始までの時間:人材を探し始めてから実際に業務開始までにどのくらいの時間がかかるのか
- コミュニケーション:コミュニケーションは取りやすいか
総合的に見ると、オンライン秘書はメリットが多い傾向にあると分かるでしょう。
オフラインでの作業ができない点はデメリットですが、今すぐにスキルのある人材を求めている企業にはオンライン秘書がおすすめです。
それぞれの特徴を簡潔に解説します。
オンライン秘書
オンライン秘書は、企業とオンライン秘書サービス会社が業務委託するサービスです。
「〇〇な業務をお願いしたい」「〇〇の資格を持った人材が欲しい」などと依頼をすれば、条件にマッチする人材をすぐに提案してもらえます。
数ヶ月ごとに契約するため、必要なときに必要な時間だけ業務を依頼できるのが大きな魅力です。
正社員
正社員の秘書を雇うと、長期的に業務を依頼できるのがメリットといえます。
採用までに時間やコストはかかりますが、自社に合うかどうかをじっくり見極めながら、スキルの高い人材を探すことが可能です。
しかし、業務量にかかわらず給料が発生するのはデメリットでしょう。極端に業務量が少ない月があっても、固定費がかかります。
派遣
派遣で秘書を雇う場合は、派遣会社と企業の契約となります。そのため、企業が派遣会社の交通費や社会保険料などを支払う必要はありません。
正社員を雇うよりもコストを削減できるのは魅力ですが、人材によってスキルに差がある傾向にあります。
外注
秘書を外注する場合も、正社員を雇うよりはコストを削減できるでしょう。
しかし、求める能力のある人材を自力で探さなければならないため、業務開始までに時間がかかる場合があるのはデメリットです。また、業務時間の繰り越しなどに対応していないケースが多いので、コスト管理が難しい一面もあります。
市場として盛り上がるオンライン秘書サービス
実は、オンライン秘書サービスを利用する企業は増加しており、オンライン秘書に応募する人も増えている状況です。
オンライン秘書サービスの主要会社である「クラウドワークス エージェント」や「フジ子さん」の利用実績は、それぞれ1,000社以上。「クラウドワークス エージェント」では、秘書を含むアシスタントの応募が増加傾向にあります。
オンライン秘書サービスが市場として盛り上がっているのは、リモートワークの普及が大きな要因でしょう。
出典:総務省 令和5年版 情報通信白書|テレワーク・オンライン会議 第2部 情報通信分野の現状と課題 図表4-11-2-5 テレワーク導入率の推移
2020年のパンデミックによりリモートワークを取り入れた企業は、オンラインでもスムーズに業務を行える職場環境が整っています。
リモートワークを実施している企業は減少傾向にありますが、オンライン業務に抵抗がなくなったため、オンライン秘書サービスの需要も高まっているのでしょう。
また、オンライン秘書には実績が豊富で有能な人や、年齢が若くて熱心な人が多数登録しています。
オンライン秘書サービス会社に依頼すれば、即戦力となる秘書をすぐに提案してもらえるため、ぜひ一度導入を検討してみてください。
オンライン秘書サービスがおすすめできる理由まとめ
秘書業務のリソース補填に迫られているなら、オンライン秘書サービスがおすすめです。
オンライン秘書サービスを導入すれば、「一般的な秘書(オフライン)を雇うメリット」はもちろん、デメリットも解消できます。
ここでは、オンライン秘書サービスをおすすめする5つの理由を紹介します。
- すぐにアサインできる
- スキルのある人材に依頼できるため育成する必要がない
- 通常の秘書よりも広い業務内容をおまかせできる
- 数ヶ月単位で依頼できるためリスクなく気軽にお願いできる
- 翌月繰り越せるサービスならコストを無駄にする心配がない
1.すぐにアサインできる
オンライン秘書サービスがおすすめなのは、実績が豊富でスキルの高い人材をすぐにアサインできるからです。
例えば以下のような状況になったとき、即戦力となる人材をすぐに見つける必要があるでしょう。
- 正社員の退職が続いて秘書業務のリソースが足りていない
- 大型のプロジェクトが決まったため来月だけ人材が不足している
オンライン秘書サービスなら、このような急な欠員や一時的なリソース補填にも対応できます。また、業務開始までが早い点も、オンライン秘書サービスがおすすめな大きな理由です。
サービス会社によって異なりますが、クラウドワークス エージェントなら依頼から最短1営業日でアシスタントを提案し、最短4営業日での業務開始が可能です。
2.スキルのある人材に依頼できるため育成する必要がない
オンライン秘書サービスを利用すれば、スキルや実績のある人材の中から企業にマッチする秘書を提案してもらえます。
そのため、人材育成する必要がなく、すぐに業務を巻き取れるのもおすすめする理由の一つです。
急な欠員や一時的なリソース補填で人材が必要な場合、新人を育成する余裕はないはず。
秘書経験のない正社員を雇うと、一人前になるまでは既存社員がサポートするため、通常よりもコストがかかるケースもあります。
オンライン秘書なら、業務開始日から即戦力として依頼された業務に対応できるので、既存社員の負担が増える心配もありません。
3.通常の秘書よりも広い業務内容をおまかせできる
オンライン秘書には、秘書業務以外もおまかせできます。そのため、以下のような希望も叶えることが可能です。
- 秘書業務だけでなくデータ入力もしてほしい
- 秘書業務と兼任して会議の資料作成を担当してほしい
このように、社内で少しずつリソースが足りていない部分の穴埋めができるのは、オンライン秘書サービスならではの魅力でしょう。
秘書業務以外に依頼できる幅広い業務内容を、以下にまとめました。
オンライン秘書に任せられる業務例 | 具体的に依頼できる内容 |
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経理 | ・経理データ入力 ・給与計算 ・領収書まとめ ・月末経費支払い |
人事 | ・応募者対応 ・スカウトメール送信 ・面接のスケジュール調整 ・入社・退職の手続き |
メディア運営 | ・Webメディア記事チェック ・記事構成案作成 ・記事執筆 ・SNSの運用代行 |
カスタマーサポート | ・問い合わせ対応(メール) ・FAQ作成 |
データ入力 | ・Excel/Googleなどへのデータ入力 ・自社システムへのデータ入力 |
デザイン・コーディング | ・ワイヤーフレーム作成 ・デザイン/デザイン修正 ・コーディング ・ランディングページデザイン |
さまざまな業界で勤務経験がある人材が多いのも、幅広い業務をおまかせできる理由といえます。
4.数ヶ月単位で依頼できるためリスクなく気軽にお願いできる
オンライン秘書サービスは、数ヶ月単位での依頼が可能です。
低リスクなので、「数ヶ月だけ依頼して自社に合わなかったらやめよう」のように気軽に業務をお願いできます。
また、以下のような状況になったとしてもすぐにやめられる点は、安心でしょう。
- 大きな契約がなくなったのでコスト削減のために人材を減らさなければならない
- 6ヶ月かかると思っていた業務が4ヶ月で終わってしまった
サービス会社によって異なりますが、クラウドワークス エージェントなら1ヶ月単位での契約が可能です。
正社員や派遣社員・外注などでは、1~3ヶ月などの短い期間だけを依頼するのは難しいでしょう。
5.翌月繰り越せるサービスならコストを無駄にする心配がない
契約時間を翌月繰り越せるサービスもあります。契約時間を調整できるため、コストを無駄にする心配がありません。
「クラウドワークス エージェント」や「CASTER BIZ」などのオンライン秘書サービスは、以下のように翌月繰り越しが可能です。
【例】月60時間契約で翌月繰り越す場合 |
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今月は閑散期なので業務量が少なく、50時間の依頼で十分 ↓ 10時間を繰り越し ↓ 翌月の繁忙期に70時間分の業務を依頼 |
繁忙期や閑散期で業務量にばらつきがある企業は、リソース不足に悩んでいても人材を雇うことに抵抗を感じるでしょう。
そのようなときこそ、依頼時間を調整できるオンライン秘書サービスを利用するべきです。
オンライン秘書を雇う費用・相場
ここでは、オンライン秘書を雇う際の費用相場を解説します。
どのくらいの業務量でいくらかかるのか、確認していきましょう。
オンライン秘書の費用相場は時間単価2,200円~4,840円
オンライン秘書の費用相場は、時間単価で2,200円~4,840円です。
以下に、オンライン秘書サービス5社の時間単価一覧表を作成しました。
1ヶ月の料金(税抜) | 時間単価で計算した料金(税抜) | |
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クラウドワークス エージェント | 120,000円~(60時間) | 2,000円〜 |
フジ子さん | 47,000円~(10時間) | 1,980円~ |
i-STAFF | 81,000円~(30時間) | 2,700円〜 |
HELP YOU | 100,000円~(30時間) | 3,333円~ |
CASTER BIZ | 120,000円~(30時間) | 4,000円〜 |
※各社最低契約期間で契約した場合の料金で比較しています。契約期間が長くなれば上記金額より安くなる場合もあります。
各社、最低契約時間が異なるため、最低料金にも差があります。
時間単価が安い傾向にあるのは「クラウドワークス エージェント」、1ヶ月の最低料金が安い傾向にあるのは「フジ子さん」です。
オンライン秘書の費用シミュレーション:クラウドワークス エージェントに依頼する場合
オンライン秘書に業務を依頼する場合、月にどのくらいの費用がかかるのか事前に把握しておくと安心でしょう。
以下に、クラウドワークス エージェントでオンライン秘書を導入する場合の費用をまとめました。
秘書業務 | ||
60時間/月(税抜) | 80時間/月(税抜) | |
契約期間 | 156,000円~ | 208,000円~ |
1ヶ月 | 151,800円~ | 202,400円~ |
3ヶ月 | 148,200円~ | 197,600円~ |
6ヶ月 | 145,200円~ | 193,600円~ |
12ヶ月 |
毎月どのくらいの業務を依頼するのかによって、契約時間が変わるはずです。
契約時間が変わると時間単価も変わるので、まずは依頼したい業務内容や業務量をはっきりさせましょう。
オンライン秘書サービスの主要3社を紹介
「オンライン秘書サービスが自社に合っているかもしれない」と少しでも感じるなら、以下の3社に問い合わせてみましょう。
- クラウドワークス エージェント
- CASTERBIZ
- フジ子さん
この3社は、オンラインアシスタントサービスを提供している代表的な会社です。
料金や最低契約時間なども重要ですが、最終的にはアシスタントとの相性や求める人材を提案してもらえるかどうかが重要になります。
まずはこの3社に問い合わせて面談し、オンライン秘書を依頼したいと思えるか考えてみてください。
クラウドワークス エージェント:1ヶ月60時間~
クラウドワークス エージェントは、株式会社クラウドワークスが運営するオンライン秘書サービスです。高いスキルと実績を持つ約500万人の登録者から、企業が求める人材を素早く探して提案します。
運営会社 | 株式会社クラウドワークス |
アサイン体制 | 専任制 |
料金 | 【秘書業務を依頼する場合の1ヶ月の料金】 1ヶ月契約:156,000円/月(60時間) 3ヶ月契約:151,800円/月(60時間) 6ヶ月契約:148,200円/月(60時間) 12ヶ月契約:145,200円/月(60時間) ※税抜価格 ※最低契約期間1ヶ月 ※料金は業務内容によって異なる |
契約時間の繰り越しの有無 | 有 |
対応業務 | ・秘書 ・営業事務 ・ライティング/編集 ・人事/労務 ・経理 ・カスタマーサポート ・データ入力 ・デザイン/コーディング ・広告運用 ※その他業務も相談可能 |
クラウドワークス エージェントの魅力は、1ヶ月単位で契約できる点と、手数料なしで契約時間を繰り越せるところです。3ヶ月や6ヶ月~しか契約できないオンライン秘書サービスが多いなか、クラウドワークス エージェントは短い期間からお試しできます。
また、専任性な点も他社と大きく異なる点です。1人が業務を担当するので、日によって秘書が変わることがなく、業務をマニュアル化する必要もありません。
毎回同じ人に業務を依頼したいなら、クラウドワークス エージェントがおすすめです。
CASTERBIZ:6ヶ月30時間/月~
CASTERBIZは、倍率が1/100を突破した優秀なアシスタントに業務を依頼できるオンライン秘書サービスです。数人のチームで、依頼された業務に対応します。
運営会社 | 株式会社キャスター |
アサイン体制 | チーム制 |
料金 | 1ヶ月:132,000円/月(30時間)※1 1ヶ月:¥120,000/月(30時間)※2 ※税抜価格 ※1 契約期間6ヶ月プラン ※2 契約期間12ヶ月プラン |
契約時間の繰り越しの有無 | 有 ※1時間550円の手数料がかかる |
対応業務 | ・秘書 ・営業事務 ・人事 ・経理サポート ・翻訳 ・制作 |
CASTERBIZの魅力は、各企業のニーズに応じて時間追加やカスタマイズが可能なところです。
一般的なプランに含まれている対応時間では足りない、月の稼働時間をあと5時間伸ばしてほしいなど、要望があれば相談できます。
また、オフライン業務にも対応しているのが特徴です。詳しい対応業務を知りたい方は、お問い合わせください。
フジ子さん:1ヶ月10時間~
出典:フジ子さん公式サイト
フジ子さんは、 月10時間と短い時間からオンライン秘書業務を依頼できる会社です。2週間のトライアルもあるので、試してから導入を検討したい企業に向いています。
運営会社 | BPOテクノロジー株式会社 |
アサイン体制 | チーム制 |
料金 | 1ヶ月:30,000円(10時間) 1ヶ月:57,000円(20時間) 1ヶ月:84,000円(30時間) ※税抜価格 ※最低契約期間1ヶ月 ※1週間のトライアルあり |
契約時間の繰り越しの有無 | 無 |
対応業務 | ・秘書 ・総務 ・経理 ・人事 ・Webサイト運用 ・リサーチ業務 ・資料作成 ・コンシェルジュサービス |
契約時間の繰り越しはできませんが、短時間から依頼できるのは他にはないメリット。急な欠員や一時的な人材不足に対応できるプランがあるので、気軽に業務を任せられるでしょう。
まとめ
秘書は、多忙な役員や経営者を一番近くでサポートする仕事です。
スケジュール管理やメール対応などの様々な業務に対応可能なので、社員がコア業務に集中できる・ミスを防げるなどのメリットがあります。
しかし、固定費がかかったり業務量にばらつきがあったりする点はデメリットです。
もし秘書のメリットやデメリットを理解したうえでまだ秘書を雇うか迷うなら、オンライン秘書サービス導入を検討してみてください。
オンライン秘書サービスの魅力は、正社員や派遣社員などで人材を確保するよりもコストがかからず、業務開始までがスピーディーな点です。また、契約時間や契約期間も自由に選べるサービスが多く、秘書業務以外もお願いできるところもおすすめといえます。
少しでも気になるなら、主要3社であるクラウドワークス エージェント・CASTERBIZ・フジ子さんにお問い合わせください。
秘書業務のリソースが足りていないけれど、秘書だけを雇うのはもったいないと感じている方は、ぜひオンライン秘書サービスの導入を検討してみてください。