【2024年最新】事務代行サービスおすすめ7選!料金相場や業務範囲を徹底比較
事務処理が多くて、やりたい仕事に手が回らない。
日々の事務作業によって本来やるべき仕事(コア業務)が終わらずに、業績は上がらないし残業時間ばかり増えていく。そんな悩みを抱える社員や経営者は多いでしょう。
この忙しさは、自分や社員がやらなくてもいい仕事を「事務代行サービスに」に依頼することで解決します。
- どんな仕事を依頼できるの?
- 料金プランは?
- セキュリティは大丈夫?
- おすすめの事務代行サービスは?
本記事でははじめて事務代行サービスの導入を検討している方向けに、事務代行サービスのすべてをわかりやすく紹介しています。
自社の状況にピッタリのサービスが見つかるので、気になるサービスがあればまずは問い合わせてみてください。
>>事務代行サービスを探している方は、オンラインアシスタントサービス「クラウドワークス エージェント」の資料をチェック
「事務代行サービス」とは?
多くの企業から人気を集めている「事務代行サービス」について、人気の理由やサービスの内容、他のサービスとの違いを解説します。
社内のあらゆる作業を依頼できるサービス
「事務代行サービス」とはデータ入力や資料作成、経理や人事業務など、会社における事務関連の業務を依頼できるサービスです。
アシスタントが出社可能な「オフライン事務代行」と、出社はせずに在宅や別の場所で作業する「オンライン事務代行」に大別できます。
電話対応やデータ整理、毎日の経費清算といった時間がかかる雑務をまとめて依頼できるので、社員は本来の業務(コア業務)に集中することが可能です。
派遣社員よりも安く専門性が高いため、多くの企業で導入されています。
事務代行サービスと他のサービスとの違い
事務処理を依頼するのであれば、事務代行サービス以外にも秘書代行(電話代行)・正社員・派遣社員といった選択肢があります。それぞれの特徴を比較してみましょう。
事務代行サービス | 正社員 | 派遣社員 | 秘書代行 (電話代行) |
|
---|---|---|---|---|
契約 | 業務委託 | 雇用 | 雇用 | 業務委託 |
勤務場所 | オンライン オフライン | オフライン 出社 | オフライン 出社 | オンライン |
採用コスト | 〇 コストなし | × コスト高い | △ コスト低い | 〇 コストなし |
業務範囲 | 〇 広い | 〇 広い | △ 場合による | × 狭い |
開始までの期間 | 〇 最短4営業日 | × 数か月 | × 1ヶ月程度 | △ 2週間程度 |
コスト | 〇 リーズナブルかつ調整可能 | × 単価が高い 固定費になる | △ リーズナブルだが 一定期間の契約が必要 | △ リーズナブルだが 従量課金で高コストになる場合も |
即戦力になるか | 〇 即戦力になる | × 教育が必要 | × 教育が必要 | 〇 即戦力になる |
業務の専門性 | △ 比較的高い | 〇 高い | × 低い | △ 普通 |
正社員は専門性が高く幅広い業務を扱えますが、毎月の給与・ボーナス・社会保険料・通勤手当・住宅手当など、かなりのコストがかかります。採用にも数か月かかるため、今すぐ事務作業を依頼できる即戦力が欲しい場合には不向きです。
派遣社員は正社員よりも安く雇用できますが、それでも毎月40万円程度のコストがかかります。1日8時間で毎日依頼する業務があればいいですが、閑散期には仕事がなくて無駄なコストになってしまう場合も。業務量を調整したい場合や、毎月のコストを抑えたい場合には不向きです。
秘書代行(電話代行)は電話対応や簡単な事務作業を依頼できるサービスです。正社員や派遣社員に比べて低コスト(月あたり数万円~)で依頼できるのがメリットです。しかし基本的には電話対応やデータ入力のような簡単な作業しか依頼できないので、社内の様々な事務業務を依頼したい場合は不向きです。
一方で事務代行サービスは、たとえば「クラウドワークス エージェント」では採用コストはほぼかからずに最短4営業日後には業務開始できます。料金は正社員や派遣社員よりも安く、月額10万円程度から依頼できます。
また、データ入力から会計処理、Web制作やデザイン業務まで、幅広い業務を依頼できるため、自社の悩みをマルっと解決してもらえる点が魅力です。
ただしサービスによって料金プランや依頼できる範囲が大きく異なるので、適当に選ぶと失敗します。本記事では選ぶポイントやおすすめ7選も紹介しているので、自社にピッタリのサービスを選びましょう。
事務代行はオンライン・オフラインどちらがおすすめ?
事務代行には2種類あります。
- オフライン事務代行(出社)
- オンライン事務代行
結論から言うと、出社必須の業務でなければ「オンライン事務代行」がおすすめです。
オフライン事務代行はアシスタントが出社して作業するサービスです。一般的な事務作業はもちろん、窓口業務や電話・郵便、社内問い合わせの対応などを依頼できます。またイベントや支店への出張・立ち合いにも対応してくれるのも嬉しいポイント。しかしアシスタントのためにデスクや備品の準備が必要だったり、基本料金が高めに設定されていたりするため、コストがかかるデメリットもあります。
オンライン事務代行はやり取りがすべてインターネット上で完結するので、特別な準備がほぼ不要です。日々の業務をチャットや電話で依頼すると、事務処理や業務のサポートを実施してくれます。価格については、オフラインよりもオンラインの方が安い傾向があるので、コストを押さえたい方にはピッタリです。
会社の窓口や備品整理といった出社必須の業務を依頼するならオンライン事務代行、それ以外ならオフライン事務代行を選びましょう。
いま注目を集めている事務代行サービス市場
引用:株式会社矢野経済研究所「BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)市場に関する調査を実施(2023年)」(2023年11月14日)
企業の業務プロセスの一部を外部委託する「BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)」は今後も伸び続けることが予測されています。
「事務代行サービス」のなかでも、特にオンライン事務代行サービスはグラフの非ITBPOに該当し、近年注目を集めて急成長している業界です。
これまでは社内の事務作業を依頼するためには、派遣社員を月々40万円程度で雇うしかなかったため、小規模な企業では導入が困難でした。
しかしテレワークの普及に伴い、オンラインで1日数時間だけ月10万円程度から依頼できる「事務代行サービス」を導入する企業が増えてきています。
また在宅で時間を調整しながら働けるため、子育てや自由な働き方を求めてオンライン業務を選択する若く優秀なアシスタントが多く、業務の質も非常に高いと評判です。
そんな優秀なアシスタントに低コストで依頼できる「事務代行サービス」は、今後も人気が高まると予想されてます。
>>優秀なアシスタントに事務業務を低コストで依頼したい方は、オンラインアシスタントサービス「クラウドワークス エージェント」の資料をチェック
事務代行サービスに依頼できる業務範囲
事務代行サービスでは会社内のあらゆる業務を依頼可能です。
- 一般事務
- 専門事務
- メディア運用業務
- 営業事務
- クリエイティブ業務
- オフライン作業
サービスによって依頼できる業務に差はありますが、一般的な業務について紹介していきます。
一般事務
- 電話対応
- 業務マニュアル資料作成
- データ入力・チェック
- 請求書作成
- 営業事務
- メール代理返信
- スケジュール調整
- お店の手配・予約
- タクシー手配
事務代行と聞いて最初にイメージするような、オフィスでの様々な雑務を依頼可能です。多くの企業ではこうした業務を社員が行っており、そのせいで本来の仕事が進まなかったり残業が増えたりします。こうした業務をまとめて事務代行サービスに依頼することで、業務効率化を図りましょう。
専門事務
- 経理業務(給与計算、領収書まとめ、月次決算業務など)
- 人事業務(候補者対応、スカウトなど)
- 法務に関する事務
- 翻訳
- カスタマーサポート
専門性の高い業務も事務代行サービスに依頼可能です。経理や人事のような繁忙期がある仕事の場合「通常は月20時間で、3月だけ月50時間」のように業務量を調整できる点が魅力です。
翻訳や英語文書への対応も可能なので、社内で英語対応が難しい場合にも重宝されます。
メディア運用業務
- Webメディア記事チェック
- 構成案作成
- 記事執筆
- 記事構成
- 校閲
- 編集
- CMS入稿
メディア運用業務はオンライン事務代行と相性が良いので、多くの業務を任せることが可能です。Webメディア運営における記事の構成・作成はもちろん、校閲や編集まで一連の業務をまとめて依頼できます。
クラウドソーシングよりも高品質でトラブルが少ないため、記事構成や執筆をオンライン事務代行に依頼する企業も増えています。
営業事務
- 見積書・請求書発行
- 提案資料作成
- 契約締結・登録
- 在庫確認
- 出荷管理
- 商品登録
事務代行サービスは、日々多忙な営業パーソンの雑務を丸ごと依頼することも可能です。
意外に時間を取られる見積書・請求書の発行や、在庫・出荷管理業務などを任せられれば、その時間を営業に注力できるので売上向上が見込めます。
早く正確な仕事をこなすアシスタントに依頼すれば、忙しさゆえにミスが発生するリスクも低減します。
クリエイティブ関連業務
- LP(ランディングページ)デザイン
- コーポレートサイトデザイン
- バナーデザイン
- チラシ・パンフレットデザイン
- 画像・写真加工
- 動画制作
- 図面修正
- 広告運用
事務代行サービスではデザインや画像作成のようなクリエイティブ関連の業務を依頼することも可能です。Webサイトの制作やバナーデザインから、紙のチラシのデザイン、広告運用まで対応できます。
オフライン業務
- 郵便物の管理
- 備品整理
- 発送作業
書類や備品などの現物を用いた作業をオフラインで依頼することも可能です。
出社・常駐してもらう場合と、郵便物などを送付してサービス会社にて作業をしてもらう場合があるため、事前に確認しておきましょう。
事務代行サービスのメリット3選
事務代行サービスには以下のようなメリットがあります。
- 社員がコア業務に集中できる
- コストを抑えられる
- 即戦力人材にすぐにお願いできる
事務代行サービスの良い点は、優秀なワーカーに低価格で依頼できることです。詳細を解説していきます。
社員がコア業務に集中できる
事務代行サービスに依頼すると、社員は日々の雑務から解放されて自分のやるべき業務(コア業務)に集中できます。コア業務の一例は以下の通り。
- 営業活動
- 研究開発
- マーケティング
日々の事務処理に追われていると、社員はコア業務に集中できずに残業時間が増加し、業務の質も低下してしまいます。社員がコア業務に注力できない状態が長く続くことで、企業の成長が停滞し、業績に大きく影響する可能性があります。
しかし、事務代行サービスを導入することで、この状況を打開できます。社員がコア業務に専念できるようになれば、業務効率が改善され、業績向上にも寄与します。
人件費を抑えられる
事務代行サービスは正社員や派遣社員と比べて低コストで利用できます。月々の費用概算は以下の通りです。
- 正社員:50万円以上
- 派遣社員:40万円程度
- 事務代行サービス:5万円~20万円程度
正社員が毎日2時間(月間40時間)も費やしている作業を、時間単価の安い事務代行サービスに依頼することで、大幅なコスト削減が可能です。
またオンライン事務代行は依頼したい業務量によって、柔軟に稼働時間を選択できます。
月間の稼働時間 | 月額料金(税抜) |
---|---|
20時間 | 57,000円 |
30時間 | 84,000円 |
50時間 | 120,000円 |
参考URL:オンラインアシスタント「フジ子さん」(https://fujiko-san.com/price/)
例えば忙しい時期は月50時間、業務が少ない時期には月20時間というように、必要な分だけ無駄なく稼働時間を調整することが可能です。
即戦力になる
事務代行サービスは即戦力になる優秀なアシスタントに依頼できます。
正社員や派遣社員の場合は、配属されてから業務を教えるため、作業をスムーズに行えるようになるまで数週間~数か月かかります。人手が足りない会社にとってはゆっくり教育している時間も惜しいでしょう。
一方で事務代行サービスは、業務に合わせた専門性の高いアシスタントに依頼できるので、依頼初日から即戦力になってくれます。今すぐ作業を依頼したい企業にとっては、教育期間がほぼ不要なのは嬉しいポイントです。
事務代行サービスのデメリット3選
事務代行サービスを利用する際に注意すべき、デメリットを紹介します。
- アシスタントとミスマッチする場合がある
- サービスによって依頼範囲にバラツキがある
- マニュアル作成が必要になる
導入してから後悔しないように、しっかり確認してください。これらのデメリットを避けられるサービスも紹介していきます。
アシスタントとミスマッチの可能性がある
事務代行サービスで依頼すると「アシスタントが思った感じではない」というミスマッチが発生する可能性があります
正社員や派遣社員の場合は面接・面談を行うので、採用後に大きなミスマッチが少ないと言えます。しかし多くの事務代行サービスでは、依頼者がアシスタントを選ぶことができません。そのため実際に業務を開始すると、性格が合わない・スキルが不十分といった問題が発生する場合があります。
こうしたミスマッチを防ぐためには、「クラウドワークス エージェント」のような専任制のオンラインアシスタントの導入を検討してみましょう。専任制の場合、実際に業務を担当するアシスタントとの事前の面談をするケースもあり、結果的にミスマッチの可能性を減らすことができます。
サービスによって依頼範囲にバラツキがある
依頼できる業務範囲は、事務代行サービスによって様々です。事務代行といっても、データ入力や資料作成、営業サポートやWebコンテンツの作成まで幅広いため、依頼するサービスによっては対応していない場合もあります。事前に自社が依頼したい業務を棚卸して、目的にあったサービスを選びましょう。
依頼したい業務が決まっていなかったり今後増える可能性があるなら、業務範囲が幅広いサービスを選んでおくようにしましょう。後からでもスムーズに依頼内容を変更できます。
マニュアル作成が必要になる
事務代行サービスを依頼する場合、業務マニュアルの作成が必要になるケースがあります。正社員・派遣社員のように付きっきりで教育する必要はないものの、以下のようなマニュアルを作成しておくとよいでしょう。
- 業務概要
- 具体的な作業手順
- 緊急時の対応
依頼したい作業にマニュアルがない場合は、依頼開始までにマニュアル作成する手間がかかるので注意しましょう。
「クラウドワークス エージェント」のようにアシスタント1名に依頼する専任制の場合は、業務の棚卸は必要なものの、完璧なマニュアル作成は必須ではありません。なぜなら専任制は事前に業務のレクチャーをした上で、業務をやりながら覚えてもらうことが可能なためです。アシスタントが充分に業務を覚えたら、アシスタントにマニュアルを作成してもらうこともできるので、マニュアル作成に抵抗がある場合は専任制を検討してみましょう。
事務代行サービスの費用・相場
事務代行サービスに依頼する前に、料金プランや相場について知っておきましょう。
大きく2つの料金体系があり、それぞれメリットデメリットがあります。
- 月額制
- 従量制
事務代行サービスは価格の安さだけを基準に選ぶと、実際に業務を依頼した際にギャップを感じやすく、後々トラブルになる可能性があります。毎月の料金が一定の「月額制」と、業務量によって金額が変動する「従量制」の違いを理解して、自社にあったサービスを選びましょう。
月額制:毎月の支払いを固定して依頼したい方におすすめ
- 毎月決まった金額を支払うシステム
- 稼働時間や業務内容によって料金は異なる
- 時間単価の相場は2,000円~5,000円
- 代表的なサービスは「クラウドワークス エージェント」や「キャスター」など
月額制は「60時間稼働で月15万円」のように、毎月支払う金額が決まっている料金プランです。サービスや依頼する業務内容によって料金は異なりますが、時間単価にすると2,000円~5,000円程度になります。
メリットは毎月固定の金額で依頼できるので、予算管理がしやすいこと。業務量や作業内容が多少変わっても金額が変動しないので、安心して利用できます。
デメリットは短時間での依頼ができないことです。依頼できる最小単位が月30時間以上といったサービスが多いので、依頼したい業務量が1日1時間以下の場合には向いていません。
従量制:依頼時間が大きく変動する方におすすめ
- 基本料金+業務量に応じた金額(従量料金)を支払うシステム
- 短時間の依頼も可能
- 時間単価の相場は2,500円~(+基本料金)
- 代表的なサービスは「bizmow」や「ひらく」など
従量制は基本料金5,000円+1時間あたり2,500円のように、依頼量に応じて金額が変動する料金プランです。月額制と時間単価は同じ程度ですが、基本料金が発生するので注意が必要です。
メリットは依頼時間の変動に対応できることです。たとえば、今月は10時間だけ依頼したが、来月は繁忙期なので100時間依頼したいといったこともできるので、業務量が大きく変動する場合に調整が容易です。
デメリットは金額も大きく変動し割高となることです。基本料金やオプション料金によって、結果的に月額制よりも高くなる場合が多いので注意しましょう。
従量制は割高になる場合が多いため、月に20時間以上(1日1時間以上)の業務を依頼するならば迷わず「月額制」を選びましょう。
以上の理由から、本記事では「月額制」のサービスに絞って紹介していきます。
はじめて事務代行サービスに依頼するときのチェックポイント
事務代行サービスは大小併せて数十社あり、業務の質や料金プランなどが大きく異なります。Google検索で上位にヒットしたサービスを適当に選んでしまうと、イメージと違って後悔する場合も。
そこで事務代行サービスをはじめて利用する方向けに、注意すべき5つのチェックポイントを紹介します。
- 信頼できる会社かどうか
- 依頼できる業務範囲
- オンラインorオフライン
- 料金プラン
特にサービスによって差が大きい5つに絞ったので、ここだけはしっかり確認して選びましょう。
信頼できる会社かどうか
事務代行サービスは上場企業から個人レベルまで大小様々なサービスがあるため、信頼できるサービスを選びましょう。安さだけを重視してしまうと、情報セキュリティがあまかったり、業務の質が低かったりする場合もあるので注意しましょう。
信頼できる会社の特徴は3つあります。
- 企業規模は大きいか(上場企業であるか)
- 他社での導入実績はあるか
- アシスタントのハードスキル(専門性)に加え、ソフトスキル(コミュニケーションや仕事の進め方)が企業のニーズに合うか
企業規模が大きければ在籍するアシスタントも多く、教育体制やセキュリティ対策も整っている傾向があります。上場企業が運営する「クラウドワークス エージェント」や「キャスター」、大手の「フジ子さん」ならば、初心者でも安心して依頼できるでしょう。
業務範囲
事務代行サービスに依頼できる業務内容でも紹介したように、以下のような仕事をお願いできます。
- 一般事務
- 専門事務
- Web関連業務
- クリエイティブ業務
しかしサービスによっては業務範囲が異なるため、Web制作系の業務を依頼できなかったり、翻訳作業は対象外だったりする場合があるため注意が必要です。
自社で依頼したい業務が対象かどうか確認しておきましょう。公式サイトに記載されている場合が多いですが、わからない場合は問い合わせをして確認し、一緒に見積りも貰っておくと検討がスムーズになります。
オンラインorオフライン
事務代行サービスの業務には大きくわけて2つの種類があります。
- オンライン作業
- オフライン作業
オンライン作業とは事務作業や電話対応、記事執筆やデザイン制作のような、Web上のやりとりで完結する業務のことです。出社の必要がないのでデスクや備品を準備する必要がなく、チャットで気軽に依頼ができるため、手間もコストも少ないのが特徴です。
一方でオフライン作業とは、窓口業務や会社での電話対応、郵便や書類の仕訳など、オンライン以外の業務を指します。依頼主の会社に出社するだけではなく、営業先への同行や、名刺を郵送して仕訳をしてもらうなど、業務内容は様々です。一般的にはオンライン作業よりも価格が高めな傾向があります。
会社の窓口や備品整理といった出社必須の業務を依頼するならオンライン事務代行、それ以外ならオフライン事務代行を選びましょう。
料金プラン
事務代行サービスの料金プランは、月の稼働時間によって「60時間稼働で月15万円」のように設定されています。
しかしサービスによって時間や料金がバラバラで比較が難しいため、時間単価(1時間あたりの料金)で比較しました。
サービス名 | 時間単価(税別) |
---|---|
クラウドワークス エージェント | 2,000円 |
フジ子さん | 1,980円 |
キャスター | 4,000円 |
HELPYOU | 3,333円 |
ZEROIN | 要問合せ |
FOC | 要問合せ |
atena | 要問合せ |
※各サービスの代表的な料金プランをもとに算出
平均的な時間単価は3,000円程度で、2,000円~4,400円とバラツキがあります。
例えば「キャスタービズ」は、オンライン・オフラインに対応できたり、社内の業務を丸投げすると業務切り分けをしてもらえたりと業務範囲が広いのが特徴です。そのため、時間単価は4,400円と高めに設定されています。
一方、「クラウドワークス エージェント」は時間単価が2,000円と比較的低めの価格設定となっています。クラウドワークス エージェントの特徴は、業務ごとに別プランが用意されていることです。これにより、専任のアシスタントに依頼する際も低コストで利用できます。依頼したい業務がある程度明確な場合、クラウドワークス エージェントは非常にコストパフォーマンスに優れたサービスだと言えるでしょう。
事務代行サービスの中には、料金体系を公開していないケースもあります。もし興味を持ったサービスがあれば、公式サイトから問い合わせしてみてください。
【はじめてにおすすめ】オンライン事務代行サービス7選
クラウドワークス エージェント | キャスター | フジ子さん | HELPYOU | ZEROIN | FOC | atena | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
特徴 | 1対1で安く依頼可能 | 依頼業務が多すぎる方向け | チーム制で安く依頼可能 | 幅広い業務を依頼可能 | オフライン業務に対応 | オフライン業務に対応 | オフライン特化事務代行 |
信頼できる会社かどうか | 上場企業/クラウドワークス | 上場企業/キャスター | 未上場/BPOテクノロジー株式会社 | 未上場/株式会社ニット | 未上場/株式会社ゼロイン | 未上場/芙蓉アウトソーシング&コンサルティング株式会社 | 未上場/atena株式会社 |
業務範囲 | 一般事務 専門事務 Web関連 クリエイティブ関連 | 一般事務 専門事務 Web関連 クリエイティブ関連 | 一般事務 専門事務 Web関連 クリエイティブ関連 | 一般事務 専門事務 Web関連 クリエイティブ関連 | 一般事務 専門事務 オフライン業務 | 一般事務 専門事務 オフライン業務 | オフライン業務 |
オフライン/オンライン | オンライン | オンライン | オンライン | オンライン | オンライン オフライン | オンライン オフライン | オフライン |
月額料金(税抜) | 12万円~(60時間) | 12万円~(30時間) | 4.7万円~(20時間) | 10万円~(30時間) | 要問合せ | 要問合せ | 5万円~ |
時間単価(税抜) | 2,000円 | 4,000円 | 1,980円 | 3,333円 | 要問合せ | 要問合せ | 要問合せ |
専属アシスタントに低コストで依頼できる「クラウドワークス エージェント」
サービス名 | クラウドワークス エージェント |
企業名 | 株式会社クラウドワークス(上場企業) |
業務範囲 | ・一般事務 ・専門事務 ・Web関連 ・クリエイティブ関連 |
オフライン/オンライン | オンライン |
月額料金(税抜) | 12万円~(60時間) |
時間単位目安(税抜) | 2,000円 |
「クラウドワークス エージェント」は国内最大級のクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」が提供する事務代行サービスです。
多くの事務代行サービスは事前に依頼するアシスタントを知ることができません。しかしクラウドワークス エージェントは専任アシスタント制なので、契約前にアシスタントと面談可能です。アシスタントとのミスマッチを防げるので、はじめて利用する方でも安心して利用できます。
低コストで質の高いサービスを利用したいなら、まずは「クラウドワークス エージェント」にお問い合わせください。
幅広い業務をまとめて依頼できる「キャスター」
引用:キャスター公式サイト
サービス名 | キャスター |
企業名 | 株式会社キャスター(上場企業) |
業務範囲 | ・一般事務 ・専門事務 ・Web関連 ・クリエイティブ関連 |
オフライン/オンライン | オンライン、オフライン |
月額料金(税抜) | 12万円~(30時間) |
時間単位目安(税抜) | 4,000円 |
「キャスター」はアシスタントのクオリティにこだわったオンライン事務代行サービスです。厳しい採用基準を突破した上位1%の優秀なアシスタントに依頼できます。
自社の抱える大量の業務を切り分けるところから依頼できるので、とにかく忙しいけどそもそも何を依頼したらいいかわからない!という方にピッタリです。
無料トライアルでお試しできる「フジ子さん」
サービス名 | フジ子さん |
企業名 | BPOテクノロジー株式会社 |
業務範囲 | ・一般事務 ・専門事務 ・Web関連 ・クリエイティブ関連 |
オフライン/オンライン | オンライン |
月額料金(税抜) | 4.7万円~(20時間) |
時間単位目安(税抜) | 1,980円 |
フジ子さんは20時間4.7万円から気軽に依頼できるオンライン事務代行サービスです。
業務量に応じたプラン変更や翌月解約にも柔軟に対応してくれるため、人件費を細かく調整したい会社に適しています。
無料トライアルもあるので、実際に利用してみて感覚を掴んでみたい方は試してみてください。
バックオフィス作業が得意な「HELP YOU」
サービス名 | HELP YOU |
企業名 | 株式会社ニット |
業務範囲 | ・一般事務 ・専門事務 ・Web関連 ・クリエイティブ関連 |
オフライン/オンライン | オンライン |
月額料金(税抜) | 10万円~(30時間) |
時間単位目安(税抜) | 3,333円 |
HELP YOUはデータ入力や資料作成といったバックオフィス作業が得意な事務代行サービスです。
AIやRPA(ロボティックプロセスオートメーション)を利用して効率良く作業を遂行してくれます。
料金は高くなりますが、クラウドワークス エージェントのように専属アシスタントに依頼することも可能です。
オンライン・オフラインで事務作業を依頼できる「ZEROIN」
引用:ZEROIN 公式サイト
サービス名 | ZEROIN |
企業名 | 株式会社ゼロイン |
業務範囲 | ・一般事務 ・専門事務 ・オフライン業務 |
オフライン/オンライン | オンライン、オフライン |
月額料金(税抜) | 要問合せ |
時間単位目安(税抜) | 要問合せ |
ZEROIN(ゼロイン)はオンラインでの事務作業だけでなく、オフィス常駐や出張といったオフライン作業も依頼できる事務代行サービスです。
具体的な業務が決まっていなくても業務設計から依頼できるため、何を依頼していいかわからない方におすすめです。
料金や具体的な業務内容については、公式サイトからお問い合わせください。
管理部門系の業務を依頼できる「FOC」
引用:FOC 公式サイト
FOCは人事、経理、庶務といった様々な管理部門系の作業を依頼できる事務代行サービスです。
サービス名 | FOC |
企業名 | 芙蓉アウトソーシング&コンサルティング株式会社 |
業務範囲 | ・一般事務 ・専門事務 ・オフライン業務 |
オフライン/オンライン | オンライン、オフライン |
月額料金(税抜) | 要問合せ |
時間単位目安(税抜) | 要問合せ |
無料相談や現状調査を綿密に行い、自社に必要なサービスを提案してくれるのが魅力のひとつ。
30年以上の歴史があり、スキルの高い人材が揃っているので、安心して幅広い業務を依頼できます。
オフライン業務に特化した「atena事務代行」
サービス名 | atena事務代行 |
企業名 | atena株式会社 |
業務範囲 | オフライン業務 |
オフライン/オンライン | オフライン |
月額料金(税抜) | 5万円~ |
時間単位目安(税抜) | 要問合せ |
atena(アテナ)事務代行は、郵便物の受け取りや書類の電子化、備品管理といったオフライン業務に特化した事務代行サービスです。
アシスタントが出社するのではなく、必要な書類をatenaに送って処理をしてもらうため、送付の手間がかかる点には注意が必要です。
紙の書類に関する業務を依頼したい場合は、atenaに問い合わせてみましょう。
まとめ:事務代行サービスに依頼して業務効率を改善しよう
事務代行サービスについて解説してきました。
- 社内のあらゆる業務を依頼できるサービス
- オンラインとオフラインがある
- 雑務を依頼することで業務効率を改善可能
日々の事務処理や雑務によって、重要な業務が後回しになっているならば、今すぐに事務代行サービスを検討してみてください。
社員が負担に感じていた業務を外部に委託することで、本来の業務に注力できる体制が整うでしょう。
はじめて事務代行サービスを利用するならば、クライアントとのマッチングを重視する「クラウドワークス エージェント」がおすすめです。最短1ヶ月間から依頼できるのでまずは気軽に、一度問い合わせてみてください。