データ入力をアウトソーシングしたい方必見!2つの手段と選び方のポイント
「業務量の多いデータ入力作業を外注したい」
「データ入力代行を検討しているけどどこにお願いすれば良いか分からない」
このように、データ入力代行について悩んでいませんか?
データ入力を社内で対応する考えはないからこそ、一部の業務のみを外注するのが良いのでは……と思っているのではないでしょうか。
入力作業を代行すれば、入力作業に特化した会社や経験豊富な人材に、大量の業務をこなしてもらえます。
重要なのは、どこに業務を切り出すかどうかです。適当に外注先を選んだ場合、依頼の手間がかかる・納品物の質が悪いなどと悩むかもしれません。
その結果、無駄なコストがかかる可能性もあるでしょう。
そこで、この記事では代行依頼できるデータ入力の内容や、サービスの選び方を詳しく紹介します。
この記事で分かること |
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・データ入力代行に依頼できる主な作業と料金相場 ・データ入力をアウトソースする2つの方法 ・自社に合うデータ入力代行サービス会社 ・業務を依頼する前に注意すべき3つのこと |
この記事を読めば、データ入力や事務作業を切り出す方法、自社に合うサービスがどれなのか分かります。
1日でも早く業務の効率化を目指すため、そして安心して依頼できるサービスを選ぶために、まずはデータ入力代行に依頼できる作業から見ていきましょう。
データ入力代行に依頼できる作業
データ入力代行には、文字やアンケートの入力はもちろん、名刺の入力なども依頼できます。
データ化できるものであれば基本的に何でも依頼できる、と考えると分かりやすいでしょう。
データ入力代行に依頼できる作業 |
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・文字や数字などの入力 ・名刺や名簿など個人情報の入力 ・アンケートの集計 ・入力したデータのリスト化 など |
どこにデータ入力代行を依頼するか決める前に、料金相場は知っておくべきです。
ここでは、料金相場や依頼するときの落とし穴について解説します。
データ入力代行に依頼できる作業と料金相場
作業内容によって、料金は異なります。以下に、作業一覧と料金相場をまとめました。
依頼できる作業 | 料金相場 |
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文字入力 | 1文字:0.3円~3円 |
名刺のデータ入力 | 1枚8項目:20円~50円 1枚10項目:20円~70円 |
アンケートのデータ入力・集計 | 択一回答:0.5円~1.5円 複数回答:1.5円~3円 自由記述:0.2円~3円 単純集計:15,000円~ クロス集計:30,000円~ |
名簿入力 | 4~5項目:8円~15円 |
応募はがきのデータ入力 | 1枚4項目:8円~10円 1枚8項目:14~20円 |
リスト作成のデータ入力 | 1件:5円~30円 |
Webから収集したデータの入力 | 1項目:5円~ |
点検表・日報のデータ入力 | 2項目:5円~ |
契約書のデータ入力 | 1項目:5円~ |
文字起こし | 1分:240円~ |
データ入力の料金は、主に2パターンです。上記の表のように「1文字〇円、1枚〇円」と作業量に合わせて費用が発生する単価制と、毎月決まった料金を支払う月額制に分けられます。
データ入力の専門業者は単価制、データ入力以外の業務も依頼できるオンラインアシスタントサービスは月額制を取り入れている傾向にあります。
どちらのほうが良い・悪いというものではありません。依頼する業務内容や量によって向き不向きがあるので、どちらに依頼するかは自社のニーズに合わせて考えていきましょう。
各業務の細かい費用については、以下の記事でも詳しく解説しています。料金相場についてもっと知りたい方は参考にしてください。
【2024年最新】データ入力代行の費用相場は?依頼のポイントやおすすめサービスを紹介
依頼をするときの落とし穴
データ入力をアウトソーシングするときの落とし穴として、以下のことが挙げられます。
- イレギュラー対応ができない場合がある
- 細かいマニュアルが必要な場合がある
ある程度マニュアル化された単純作業を依頼できるのが、データ入力代行です。
「集計したデータを〇〇にもまとめてほしい」「作成したリストをジャンルごとに振り分けてほしい」などのイレギュラーな依頼には、応えてもらえないことのほうが多いでしょう。
また、マニュアルが必要なケースもあります。
もともと作業をマニュアル化していない企業がマニュアルなしで依頼すると、対応してもらえなかったり、サービス内容に満足できなかったりする可能性もあるのです。
落とし穴を気にしなくて良いケースもあります! |
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オンラインアシスタントサービスなら、イレギュラーな依頼にも対応できるケースが多いです。 細かいマニュアルがなくても一部の業務を任せることができるので、落とし穴として紹介したことは、すべてのデータ入力代行に当てはまるものではありません。 |
データ入力をアウトソースできる2つの選択肢
データ入力をアウトソースする際の選択肢は、主に以下の2つです。
- データ入力代行に依頼する
- オンラインアシスタントサービスに依頼する
それぞれ特徴が異なるので、まずは2つの違いから見ていきます。
データ入力代行 | オンラインアシスタントサービス | |
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特徴 | 基本的なデータ入力のみを依頼できる | データ入力+それ以外の事務作業も依頼できる |
料金形態 | 主に単価制 | 主に月額制 |
データ入力代行は、細かなマニュアルを必要としない単純作業の依頼に適しています。
膨大なデータ入力作業でリソースがひっ迫しているから社外に出したい、と悩んでいるなら、データ入力代行が向いているでしょう。
データ入力代行を希望するなら、専門業者に依頼する方法があります。
一方オンラインアシスタントサービスは、単純作業はもちろん、スキルが必要な業務やさまざまなジャンルの業務の依頼も可能です。
業務量が定まっていない、データ入力以外の業務の依頼も検討している、などに当てはまるなら、オンラインアシスタントサービスがおすすめです。
続いて、専門業者かオンラインアシスタントサービスか迷う方に向けて、さらに詳しく解説していきます。
専門業者(BPO会社)を選ぶと良いケース
データ入力を専門業者に依頼すると良いのは、以下に当てはまる企業です。
以下に当てはまるなら専門業者を選ぶのがおすすめ! |
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・スキルを必要としない単純作業を依頼予定 ・既に業務がマニュアル化されている ・大量の事務作業を短時間でさばく必要がある ・データ入力に特化しているサービスを探している |
専門業者は、文字入力やDM発送など、基本的な事務作業なら幅広く対応可能です。文字起こしやスキャニングなどにも対応している専門業者も、多数あります。
専門業者は、基本的に依頼された業務に関するマニュアルや原本をコピーし、国内外にいるワーカーに作業を割り充てる方法をとっています。そのため、マニュアル化されている業務をまるっと依頼したいなら、専門業者が向いているでしょう。
オンラインアシスタントサービスを選ぶと良いケース
オンラインアシスタントサービスに依頼すると良いのは、以下に当てはまる企業です。
以下に当てはまるなら専門業者を選ぶのがおすすめ! |
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・マニュアルが整理されていない ・依頼する業務範囲が決まっていない ・時期によって業務量に変動がある ・スキルが必要なデータ入力作業の依頼を検討している ・何をどのくらい依頼するかはっきり決まっていない ・データ入力以外のアウトソースを検討している |
オンラインアシスタントサービスは、データ入力をはじめとする事務作業はもちろん、秘書や経理・人事などさまざまな業務に対応可能です。
「マニュアルがないけどデータ入力作業を依頼したい」「専門知識のある人にお願いしたい事務作業がある」などと考えているなら、オンラインアシスタントサービスが向いています。
また、オンラインアシスタントサービスは、テストや面談に合格した人材のみが業務を担当する点が大きな違いです。そのため営業事務や労務など、スキルを必要とする難しい業務にも対応できるのです。
オンラインアシスタントの相場は、1ヶ月60,000円~150,000円程度です。オンラインアシスタントは基本的に月額制なので、「1ヶ月〇時間で〇円」のような料金形態となります。
【専門業者・BPO】データ入力代行のおすすめサービス3選
以下は、実績や料金・納品スピードを重視してピックアップした専門業者のおすすめ3社です。
- リスモン・マッスル・データグループ
- SWL
- うるるBPO
どのような特徴があるのか、それぞれ見ていきましょう。
実績で選ぶなら、知名度が高い「リスモン・マッスル・データ」
サービス名 | リスモン・マッスル・データ |
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料金形態 | 単価制 |
料金 | 名刺入力:1件35円~ 申込書入力:1件20円~ アンケート入力:1件20円~ |
リスモン・マッスル・データは、50年以上の歴史がある実績豊富なデータ入力代行の専門業者です。
国内及び海外に7ヵ所のデータ処理センターを構えているので、大量の依頼にもスピーディーに対応してくれます。
メガバンクや大手金融機関との取引実績も多数ある点は、大きな魅力でしょう。
実績豊富な専門業者にデータ入力を依頼したい方におすすめです。
料金で選ぶなら、格安の「SWL」
出典:SWL公式サイト
サービス名 | SWL |
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料金形態 | 単価制 |
料金 | 名刺入力:4項目6円~ 名刺入力:10項目23円~ アンケートフリーアンサー:1件5円~ |
SWLは、業界でリーズナブルな傾向にあるデータ入力代行の専門業者です。
自社所有の中国データセンターでのみ作業を行うため、低価格でのサービス提供を実現しています。
国外のみの作業ですが、データ入力テストに合格した人のみが作業を行うので、 入力精度99.98%以上と高品質での納品が期待できます。
データ入力代行を試したいけどまずは低価格なところにお願いしたいなら、SWLが向いているでしょう。
スピードで選ぶなら、短納期の「うるるBPO」
出典:うるるBPO公式サイト
サービス名 | うるるBPO |
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料金形態 | 単価制 |
料金 | 名刺入力:10項目31円~ 名簿入力:4項目9円~ |
うるるBPOは、高品質で短納期が魅力のBPO会社です。
国内外+クラウドワーカーと幅広くリソースを確保しているため、量の多い依頼や短納期にも低価格で対応してくれます。
スピーディーな点は大きな魅力ですが、品質の高さもおすすめできる理由の1つです。必ず日本の本社で最終チェックを行うことで、高精度な入力を実現しています。
作業実績は36,000件を超えておりノウハウもある会社なので、スピードと品質を重視したい方はうるるBPOの導入を検討してみてください。
【オンラインアシスタント】おすすめサービス3選
以下は、オンラインアシスタントサービスの主要3社といえます。
サービス面や料金などはそれぞれ異なるので、気になる会社が見つかれば一度相談・面談をしてみてください。
- クラウドワークス エージェント
- CASTERBIZ
- フジ子さん
最終的には、アシスタントとの相性や、求める人材を提案してもらえるかどうかが重要です。迷っているなら、気になる1社だけでも良いので見積もりを出してもらいましょう。
マニュアル不要ですぐに業務をお願いできる「クラウドワークス エージェント」
サービス名 | ビズアシ |
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アサイン体制 | 専任制 |
料金形態 | 月額制 |
料金(税抜) | 【データ入力やメディア運営の場合】 1ヶ月:132,000円(60時間/月) 3ヶ月:128,040円(60時間/月) 6ヶ月:125,400円(60時間/月) 12ヶ月:122,760円(60時間/月) |
依頼可能業務 | データ入力 データチェック 営業リスト作成 各種資料作成 経理 人事 など |
最低契約期間 | 1ヶ月 |
クラウドワークス エージェントは、株式会社クラウドワークスが運営するオンラインアシスタントサービスです。
合格率5%で選ばれた人材の中から、クライアントが求める1人を提案します。
大きな魅力は、マニュアルが不要なところでしょう。マニュアル化していない業務の依頼も可能なので、とにかくすぐにデータ入力をアウトソースしたい方に向いています。
また、1人のアシスタントが専属で業務を担当するので、信頼関係を築きやすい点も他にはない魅力です。
クラウドワークス エージェントは1ヶ月から依頼可能で、契約時間は翌月繰り越し可能な柔軟性があるサービスといえます。
毎月の業務量や依頼時間がはっきりしていない方も、安心してご相談ください。
業務の切り出しの相談もできる「CASTERBIZ」
サービス名 | CASTERBIZ |
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アサイン体制 | チーム制 |
料金形態 | 月額制 |
料金(税抜) | 1ヶ月:145,200円(30時間/月)※1 1ヶ月:132,000円(30時間/月)※2 ※1 契約期間6ヶ月プラン ※2 契約期間12ヶ月プラン |
依頼可能業務 | データ入力 見積書・請求書作成 資料作成 経理 人事 など |
最低契約期間 | 6ヶ月 ※カスタムプランは相談可能 |
CASTERBIZは、株式会社キャスターが運営するオンラインアシスタントサービスです。
月30時間からのプランのみで料金は比較的高いですが、ニーズに沿ったカスタマイズにも対応してくれます。追加料金を支払えば、業務の切り出しサポートもしてもらえます。
経験豊富なコンシェルジュに相談しながらデータ入力などの事務作業を依頼したいなら、CASTERBIZが向いているでしょう。
また、最低契約期間が6ヶ月からなので、最初から長期的に依頼予定の方にもおすすめです。
無料でお試できる「フジ子さん」
出典:フジ子さん公式サイト
サービス名 | フジ子さん |
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アサイン体制 | チーム制 |
料金形態 | 月額制 |
料金(税抜) | 1ヶ月:62,700円(20時間/月) 1ヶ月:92,400円(30時間/月) 1ヶ月:132,000円(50時間/月) |
依頼可能業務 | データ入力 資料作成 調べもの、リサーチ業務 経理 人事 など |
最低契約期間 | 1ヶ月 |
フジ子さんは、BPOテクノロジー株式会社が運営するオンラインアシスタントサービスです。
短期間・短時間から、データ入力や事務作業をはじめとする業務を依頼できるのが、フジ子さんの魅力です。
10時間単位で依頼できるので、1ヶ月10万円以下での契約も可能です。また、契約前に無料でお試しできるのも、他にはないサービスといえます。
まだデータ入力をアウトソースするか決めきれていない方は、フジ子さんに相談してみてください。
データ入力代行サービスの比較ポイント
数あるデータ入力代行サービスの中から、どれを選べば良いか分からず悩む方もいるでしょう。
ここではどのように選ぶべきなのか、サービスの比較ポイントを解説します。
まずは専門業者かオンラインアシスタントか
まずは、専門業者かオンラインアシスタントかを決めて、データ入力代行サービス会社を絞り込むのがおすすめです。
専門業者がおすすめな人 | オンラインアシスタントがおすすめな人 |
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・スキルを必要としない単純作業を依頼予定 ・既に業務がマニュアル化されている ・大量の事務作業を短時間でさばく必要がある ・データ入力に特化しているサービスを探している | ・マニュアルがない ・依頼する業務範囲が決まっていない ・時期によって業務量に変動がある ・スキルが必要なデータ入力作業の依頼を検討している ・何をどのくらい依頼するかはっきり決まっていない ・データ入力以外のアウトソースを検討している |
マニュアルがないけどデータ入力作業をアウトソースしたい、専門知識を必要とする事務作業を依頼したい、などに当てはまるなら、オンラインアシスタントが向いています。
専門業者の比較ポイント
専門業者の比較ポイントは、以下のとおりです。
- 実績
- コストパフォーマンス
- 納品までのスピード
それぞれ解説します。
実績
多くのデータ入力専門業者があるので、まずは実績を比較しましょう。
サービス開始から何年経っているのか、大手の企業との取引はあるのか、などを確認するのがおすすめです。
実績あるサービスかどうか知りたいなら、導入事例をチェックすると良いでしょう。実際にサービスを利用した人の意見や成功事例なども確認できるので、自社に導入する際のイメージをしやすくなります。
コストパフォーマンス
料金は重要ですが、料金だけに注目するのはおすすめしません。重要なのは、コストパフォーマンスです。
例えば、同じ料金の2つのサービスで迷う場合、納品までのスピードが速く、納品物の質が高いほうが良いと感じるでしょう。
また、業務開始までに手間や時間がかかる場合は、コストパフォーマンスが悪くなる可能性もあります。
そのため、実際に業務を依頼するまでに必要な準備や、開始までにかかる期間なども考慮したうえで、料金を比較することが大切なのです。
納品までのスピード
納品までのスピードも、比較すべき重要なポイントです。
もともと納期が短いサービスや、短納期での依頼ができるサービスもあります。
- 突然依頼したい入力作業ができた
- 来週までに終わらせなければいけない業務が大量にある
このような状況でデータ入力の専門業者を探しているなら、契約前に納品までのスピードは必ず確認してください。
公式サイトに記載がないサービスが多いので、スピードを重視する方は問い合わせてみましょう。
オンラインアシスタントサービスの比較ポイント
オンラインアシスタントサービスの比較ポイントは、専門業者と少し異なります。
- アサイン体制
- 料金
- 契約期間や契約時間の柔軟性
アサイン体制
オンラインアシスタントサービスは、専任制とチーム制の2種類あります。
以下に、特徴と向いている企業をまとめました。
特徴 | 向いている企業 | |
---|---|---|
1.専任制 | 専属1名のアシスタントが業務に携わる | ・アシスタントとの信頼関係を大事にしている ・毎回同じ人に業務を依頼したい |
2.チーム制 | 複数名のアシスタントがチームで業務をサポートする | ・急に欠員が出ると困る ・業務をこなしてもらえれば毎回違う人が担当してもかまわない |
専任制を希望するなら、「ビズアシ」がおすすめです。
チーム制のサービスが多いなか、ビズアシは専任制を取り入れています。毎回同じ人に業務を依頼できるので、アシスタントと信頼関係を築けるのが魅力です。
業務をこなしてもらうことだけを重視するなら、アサイン体制にこだわる必要はありません。
料金
料金を比較する際は、契約時間にも注目してください。
リーズナブルだと思っていても、契約時間もあわせて比較すると料金が高くなる場合もあるからです。そのため、比較するときは同じ契約時間と料金で比較しましょう。
またオンラインアシスタントサービスは、基本的に1日や1週間単位での契約ができません。
繁閑に耐えられる料金体系かどうかは重要なので、無理せず支払える料金のサービスを選ぶようにしてください。
契約期間や契約時間の柔軟性
最低契約期間がどのくらいかも、重視すべきでしょう。
少しでも短い期間から契約できるサービスなら、自社に合わないと感じたり、予算が足りなくなりそうになったりしたときに、すぐに辞めることができます。
また、契約時間を翌月に繰り越しできるかどうかも重要です。
繁閑の差が大きく月ごとに業務量の差があるなら、契約時間を翌月に繰り越せるサービスを選ぶのがおすすめです。
ビズアシは、契約期間が1ヶ月と短いので、気軽にデータ入力業務やその他の業務を依頼できます。また、契約時間の繰り越しも可能です。 例えば、今月は業務が少ないけど来月は忙しくなりそう……のような状況になった場合、今月の分の契約時間を来月に繰り越せます。 このように、契約時間を柔軟に調整できるので、コストを無駄にする心配がいりません。 >>ビズアシの資料を請求する |
データ入力代行を依頼する前に注意すべき3つのこと
データ入力をアウトソーシングする際は、以下の3つに注意してください。
- 1社だけを見て決めない
- お願いしたい業務が対応可能か確認する
- イレギュラーな依頼にも対応可能か確認する
1社だけを見て決めない
データ入力を依頼する際、少しでも迷っているなら複数の会社に見積もりを出してもらい、比較することが大切です。
まずは、どの会社にも「データ入力を1ヶ月60時間依頼したいと考えている」のように伝えて、同じ依頼内容で見積もりを出してもらいましょう。
また、実績や納品スピードを比較し、各サービスのメリットデメリットを理解したうえで依頼することも大切です。
これらを比較すれば、その会社を信頼できるかどうか、判断できます。
この担当者は信頼できる、ここに業務を依頼したい、と思える会社と契約すれば、失敗しないでしょう。
お願いしたい業務が対応可能か確認する
データ入力代行サービスによって、対応可能な業務は異なります。
以下のようなお願いをした場合、契約したいデータ入力代行サービスでは対応していないケースもあります。
- 業界の専門知識がある人にデータを整理しながら入力してほしい
- データをジャンルごとに分けて整理してほしい
- データを集計して資料に反映してほしい
また、専門業者・オンラインアシスタントサービスのどちらも、基本的にはオンラインのみのやりとりとなります。
依頼予定の業務がすべて対応可能かどうか、契約前に確認しておくと安心でしょう。
イレギュラーな依頼にも対応可能か確認する
イレギュラーな依頼にも対応可能かどうか、事前に確認しておきましょう。
なぜなら、以下のようなお願いをしても「対応できない」と言われる可能性があるからです。
- 別部署からも追加でデータ入力をお願いしたい
- データの入力ルールが急遽変わったので対応してほしい
専門業者やBPO会社は、契約したら国内外の人材に業務を割り振り、納期までに仕上げます。
そのため、途中で業務に関するイレギュラーな依頼がきても対応するのが難しいのです。
しかし、オンラインアシスタントは自社で選んだワーカーが業務を行うので、途中で依頼内容が変わっても対応できる場合が多いでしょう。
また、急遽人員が必要になった場合も、すぐに適切な人材を探して提案できます。イレギュラーな依頼をする可能性があるなら、オンラインアシスタントがおすすめです。
データ入力代行を活用して業務効率化を実現した具体的事例
最後に、「ビズアシ」でデータ入力代行を活用し、業務効率化を実現した事例を2つ紹介します。
以下の点に注目してみてください。
- どのような状況でデータ入力代行を依頼したのか
- データ入力代行を活用した結果、どのような効果を得られたのか
事例①1日4時間の社員リソース確保に繋がった
企業名 | HITOWAケアサービス株式会社 |
課題 | 日々増える業務や作業に時間を取られて営業人材のリソースが奪われていた |
依頼業務 | ・入力業務 ・お客様からのメール確認 |
効果 | 応用力のあるアシスタント2名に依頼したことで、社員のリソースが1日4時間も空いた |
HITOWAケアサービス株式会社は、有料老人ホームの運営や介護事業を展開している企業です。
新しい施設ができるたびに業務が増え、本来注力すべき社員にしかできない業務に時間を割けない状況になっていました。
作業系の業務を外部に委託する話が出たタイミングでビズアシにご相談くださり、その後2名のアシスタントが業務を担当しています。
これまで社員1名が担当していた業務をアシスタントに任せた結果、1日4時間の空きができ、社員はコア業務に専念できるようになりました。
事例②業務を切り出したことで標準化ができた
企業名 | スローガンアドバイザリー株式会社 |
課題 | 派遣社員の確保が難しくなり、事務作業のリソースがひっ迫していた |
依頼業務 | ・日程調整 ・候補者管理ツールへの入力 |
効果 | 4人のアシスタントによるサポートで、業務の標準化ができた |
スローガンアドバイザリー株式会社は、ベンチャー企業への転職に特化したキャリア支援サービスを提供する企業です。
もともと事務作業は派遣社員に依頼していましたが、採用難易度が上昇したことで代わりとなる人材を探していました。
「重要な事務作業なので担当者がコロコロ変わるのは避けたい」という願望もあり、ビズアシにご相談くださいました。
はじめは1人でしたが、現在は4人のアシスタントが業務を担当しています。
ビズアシを導入してオンラインのみでのコミュニケーションが必要になったことで、業務の標準化ができたり、若手社員の仕事に対する段取りの意欲が上がったりしたそうです。
結果、想像以上の効果を実感できたとのお声をいただきました。
活用のポイントは「コミュニケーションをとること」
今回紹介した「ビズアシ」の事例にもあるように、オンラインアシスタントはオンライン上でしかコミュニケーションを取ることができません。
しかしそれはマイナスポイントではなく、うまく活用することで業務を標準化できたり、効率良く作業を進めるための方法を考えるきっかけになったりします。
また、ビズアシは1人の担当者が専属で業務をサポートするので、コミュニケーションをとるほど信頼関係を築けるのも大きなポイントでしょう。
まとめ
データ入力代行を活用すれば、以下の業務を依頼できます。
データ入力代行に依頼できる作業 |
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・文字や数字などの入力 ・名刺や名簿など個人情報の入力 ・アンケートの集計 ・入力したデータのリスト化 など |
名刺や名簿・応募はがき・点検票などの単純作業は、優先度は低いけどやらなくてはいけない作業なので、社員の貴重な時間を奪いかねません。
そのような悩みがあるなら、社外に業務を切り出すべきです。
データ入力をアウトソースする方法は、主に専門業者かオンラインアシスタントサービスの2つあります。
専門業者がおすすめな人 | オンラインアシスタントがおすすめな人 |
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・スキルを必要としない単純作業を依頼予定 ・既に業務がマニュアル化されている ・大量の事務作業を短時間でさばく必要がある ・データ入力に特化しているサービスを探している | ・マニュアルがない ・依頼する業務範囲が決まっていない ・時期によって業務量に変動がある ・スキルが必要なデータ入力作業の依頼を検討している ・何をどのくらい依頼するかはっきり決まっていない ・データ入力以外のアウトソースを検討している |
それぞれ特徴が異なるので、自社に合うサービスから気になるところをピックアップし、問い合わせてみてください。
単純業務の切り出しを検討していたり、データ入力以外の業務もアウトソースしたいと検討していたりするなら、オンラインアシスタントがおすすめです。
マニュアルが不要でクライアントの依頼にも柔軟に対応できる点は、大きな魅力でしょう。
オンライン上で完結する業務なら何でもサポートできるほか、スキルある人材を短期間で提案してもらえるので、すぐに業務を切り出せます。
ビズアシなら最短1営業日でアシスタントを提案、4営業日での業務開始が可能なので、ぜひ導入を検討してみてください。